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2017年8月31日 (木)

映画『少女ファニーと運命の旅』

映画業界の方からのおすすめで、

『少女ファニーと運命の旅』

を観に行きました。

日比谷シャンテ近くのTOHOシネマズシャンテで上映されています。

 

舞台は1943年のフランス。

ナチスドイツから逃れるため、

スイスの国境を目指すユダヤ人の子供たちの物語です。

大人と一緒に逃げるはずが、はぐれてしまい、

やむを得ず、ファニーという少女がリーダーとなってスイスに向かいます。

 

ハラハラドキドキするシーンだけでなく、動きの面白いカメラワーク、

緑の濃いフランスの美しい景色、壮大な音楽なども良かったです。

 

言語はほとんどフランス語ですが、ドイツ兵はドイツ語を話します。

子供たちはフランス語だけを理解するという設定だからでしょうか、

ドイツ語には字幕が出ないという面白いつくりになっていました。

(もっと速く走れ!といったセリフが耳に飛び込んできました)

 

キャスティングもぴったりで、

キャラの立った子供たちはもちろん、

意気地なしのイケメン青年、寡黙な農家の主人など、

数少ない大人の登場人物がインパクトを残します。

 

また、子供たちはただひたすら逃げるだけでなく、

無邪気に水遊びをする場面ではほっとしたりも。(^^)

 

さて、スイスにはたどり着くのか?

ご家族で観ても心温まる作品だと思います。

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コメント

こんばんは。
早速観て来ました。

「とことん追いつめられた局面では、女の子のほうが強いなあ」と言うのが第一印象です。他意はありません。ゲホゴホゴホ(><)

1943年ですから、開戦から3年も経ったのにドイツ軍もスターリングラードで大敗を喫したあたりの段階で、ノルマンディ上陸作戦やパリ解放はまだまだ先。アンネの日記のようにラジオに希望のカケラを探すことすらできなかったのでしょう。

欲を言えば、スイスについた後のことや、ドイツ軍サイドの描写などをもう少し膨らませると立体感がつくと感じました。第二次世界大戦におけるスイスの振る舞いは様々な批評がされていることも知りましたが、「当時、アジアにスイスはなかった」ことだけは確かですね。

良い作品を紹介していただきありがとうございました。
実は9日から「ダンケルク(の敗走、1940年)」が始まるので楽しみにしていたのですが、「ファニー」は神戸では最終週で、危うく見逃すところでした。

投稿: シブ | 2017年9月 3日 (日) 20:12

>シブさん
早速の映画鑑賞、どうもありがとうございます!!
ブログに映画や舞台の感想を書くのはなかなか難しいのですが
こうして足を運んでくださった方がいると、本当にうれしいです。
神戸でも上映されていて良かったです。

映画の時代の知識があると、その背景などを想像しながら観られるので
映画から感じ取るものも多いのではないかと思います。
女性は強い。(笑)
ラジオが象徴的なシーンもありましたね。

ドイツ語を勉強していると、ドイツ映画の情報は入ってくるけれど
たまにはフランス側からの視点も必要だと感じました。

次の映画もどうぞ楽しんでくださいね。

投稿: ようこ | 2017年9月 5日 (火) 09:50

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