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2016年6月14日 (火)

イギリス歌曲もドイツ歌曲も。

日曜夜、六本木の演奏会に出かけました。

 

”加耒徹プライベートコンサート Vol.16”。

数十名でいっぱいになる会場で、

バリトン歌手 加耒徹さんの歌を間近で聴く会です。

 

私はこのシリーズの演奏会としては、2014年1月に行って以来です。

今年の2月から仕事やドイツ語関係で生活パターンが変わったことにより、

コンサートに行くタイミングがなかなかつかめずにいました。

ようやく少しずつ落ち着いてきて、私にとっても久しぶりの音楽鑑賞です。

 

今回のプログラムは、

第一部がイギリス歌曲、第二部がドイツ歌曲という構成です。

 

イギリスの作曲家フィンジ(Finzi)については、

加耒さんが修士論文で取り上げたこともあり、

懐かしさとともに熱のこもった解説がありました。

「フィンジ」ではなく「フィンズィ」と発音していたのが印象に残りました。(^^)

 

不思議な感じのする詩にのせて、

英語らしい柔軟性のあるメロディーが客席にも伝わってきました。

 

加耒さんの願い通り、イギリス歌曲が日本でも広まっていくといいですね。

 

第二部のドイツ歌曲は、ドラマティックな作品を5曲選曲したそうです。

場面転換がとても上手で、ドイツに飛んでいったような気持ちになりました。

 

1曲目の『魔王』(シューベルト)では、

子供をさらおうとする猫なで声の魔王に背筋が寒くなり、

『森の対話』(シューマン)の摩訶不思議な世界観に引き込まれます。

 

3曲目の『二人の擲弾兵』(シューマン)では、

場面設定やドイツ語が分かりやすく、原語で歌の内容を理解しながら聴きました。

 

マーラーの『この世の暮らし』のシュールな展開におののき、

最後を飾る『火の騎士』(ヴォルフ)では、

目の前で火事が起きていると感じるほどリアルな演奏でした。

 

私は本を読むのが苦手なので・・・、

こうしたドイツの物語を歌で聴けて、本当にうれしかったです。

 

秋には大きな舞台を控える加耒さん、ますますのご活躍を願っています!

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