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2015年11月 1日 (日)

『CHESS』(2015.10.10マチネ 東京芸術劇場プレイハウス)

芸術の秋らしく、10月に東京芸術劇場にて

ミュージカル『CHESS』を観ました。

東京公演に続いて大阪公演も無事に千穐楽を迎えたとのことです。

約15年前から応援している戸井勝海さんも出演しました。

 

東西冷戦時代に行われたチェスの世界選手権にまつわる物語で

チェスの対戦の向こう側に見えるのは、まさに東西冷戦そのもの・・・。

ABBAの変幻自在な音楽に乗せて

結末へと緊張感を増しながら、舞台は進んでいきます。

 

日経新聞の評論にも書かれていたのですが、

安蘭けい、石井一孝、田代万里生、中川晃教他、アンサンブルも含めて

出演者全員がABBAの難曲を見事に歌いこなしていたのに驚きました。

主演の皆さんも、それぞれの個性を活かした歌唱で

その幅広さを楽しんで聴くことができました。

 

また、演技としては、アービター役の田代万里生さんが印象に残りました。

人間的な部分を封印したような抽象的な役で

その無機質な様子が、他の出演者をより人間らしく見せていたように思います。

 

さらに、セリフのない出演者だった大野幸人さん。

舞台の上を自由自在に駆け巡る”チェスの精”と言えばよいでしょうか。

白黒の衣装に身を包み、ダンスでチェスを象徴的に表現しました。

 

そして戸井さん。

最初は、2013年のミュージカル『ニューヨークに行きたい!!』のような

ノリのよいテレビ局員なのかと思いきや、

最後の最後で『マウストラップ』(2005年、2007年)のように

一本取られた~~!とうならせる演技です。

安定の歌声とともに、末永くご活躍くださいね。(^o^)

 

歴史的に重いテーマながらも、上手く抽象化されていたこともあり、

いろいろなメッセージを受け取ることができた舞台でした。

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