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2015年11月15日 (日)

『ドン・ジョヴァンニ』(2015.11.14 日生劇場)

今年の秋は、例年以上にいろいろな舞台を観に行きました。

トリを飾るのは、NISSAY OPERA 2015として上演された

オペラ『ドン・ジョヴァンニ』です。

 

演出は、5月に観たオペラ『ジューリオ・チェーザレ』と同じく、

菅尾友(Tomo SUGAO)さん。

舞台を物理的な空間以上に論理的に大きく見せる手法が印象に残っています。

 

主役を演じるのは、バリトン歌手の加耒徹さんです。

どんな伝説の女たらしドン・ジョヴァンニ(ドン・ファン)なるでしょうか?

私は2階席だったこともあり、劇場でオペラグラスをレンタルしました。

 

今回驚いたのは、偶然にも指揮者が広上淳一さんだったということ。

つい一週間ほど前の小山実稚恵さん(ピアノ)の演奏会で

ピアノ協奏曲を指揮していた方です。

動きの大きな指揮者ですね。

 

さて、2幕構成のオペラが始まると、早速、

ブルーの衣装を着たドン・ジョヴァンニ他、キャストが次々と登場しました。

 

モーツァルトの軽快で華やかな音楽にのり、

日本人の出演者がイタリア語の歌を歌い上げます。

舞台の両脇の電光掲示板に歌詞の日本語字幕が出るので、

言葉が分からなくても心配ありません。

 

舞台装置は、傾きの異なるいくつかの階段が回転して

出演者は上下に立体的に動き回りました。

通常の2階席から舞台を観るよりも、もっと近くに感じられます。

 

私は、オペラグラスでドン・ジョヴァンニをアップにしてみたり、

全体のフォーメーションを観たり、

指揮者の様子をチェックしたり、

好きな角度から、生の舞台を楽しみました。

 

それにしても、驚いたのは、出演者全員の歌が上手だったことです。

中でも、ドンナ・アンナ役の中江早希さんと

ドン・オッターヴィオ役の金山京介さんはすごかった!

 

中江さんは、高い音域まで息を切らさずに音程を取るのも難しそうな曲を

見事に聴かせてくれました。

金山さんは、のある声で、自分がイタリアにいるような気持になりました。

 

オペラは演技も見どころで、

ドンナ・エルヴィーラ役の林美智子さんは

エキセントリックなコミカルさを(特に2幕で)存分に表現していました。

 

そして、ドン・ジョヴァンニ役の加耒さん。

動きが軽やかで、

オペラグラス越しに見た表情も、きめ細かく演じられていて、

まるで、お隣の東京宝塚劇場にいるのかと思わせるような空気感です。

 

その上、あの声で歌いますからね~♪

こういうドン・ジョヴァンニだったら、騙されてもいいや~と思った人は

会場にどれほどいたことでしょうか。(^-^)

 

終演後は、皆さんキラキラしたオーラをまとって

「素晴らしかったわ~」

と、言いながら帰途についていました。

 

たまにはオペラもいいものですね。

私もたっぷりとパワーをもらった舞台でした。

 

 

※加耒さんの舞台レポートは、左側のGoogle検索で探すことができます。

 ぜひぜひご覧くださいませ~。

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