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2014年10月 7日 (火)

スイスの旅2日目その3(レーティッシュ博物館)

クールの街を散策していたら、博物館に出合いました。

小一時間ほど見学する時間があるので、入ってみましょう。

 

風格のある建物 

Img_80622 

 

博物館の感想を書く前に、

私がドイツ語会話を習うことになったきっかけについて

書いておかなければなりません。

 

思い起こせば14年前、

まだ大学の第二外国語でしかドイツ語を習っていなかった頃、

スイスの首都・ベルンの歴史博物館の受付でドイツ語を使ってみました。

 

”使ってみる”という言葉通り、こちらが何か言ったとしても、

相手の言うことは聞き取れません。

入場券を受け取る時に、ドイツ語で指示を受けて

「ヤア、ヤア」(ドイツ語の”はい”)

と、調子よく返事をして、荷物を持ったまま展示コーナーに行こうとしました。

 

すると、別のスタッフが真っ赤な顔をして追いかけてきて

ロッカーに荷物を入れるように、

スイスフランの硬貨が必要だが、戻ってくる、

と英語でまくしたてました。

 

ああ・・・。知ったかぶりの赤っ恥。>_<

 

強い口調で「フランク!フランク!」(=スイスフラン)と言われたのは

今でも時々頭でリピートします。

 

その後、思ったよりも早くドイツ語会話を習うチャンスに恵まれました。

今回のスイス旅行で、無事に博物館に入れたら、

この赤っ恥経験に一区切りつけるつもりでした。

 

さて、時は2014年、ドイツ語学習歴8年9ヶ月。

車が買えるほどつぎ込み、いよいよ成果を試す日が来ました。

 

受付の方は、博物館にふさわしい知的な雰囲気で、

突然の日本人客の訪問に、少々あわて気味に英語で対応してくださいました。

 

私がドイツ語で

「カバンを持って見学していいですか?」

と聞くと、ロッカーを使ってください、とのこと。

また、ここでもスイスフランの硬貨が必要だったので両替をお願いし、

写真撮影の可否についてもドイツ語で尋ね・・・。

 

受付の方は驚いた様子で

「Sie sprechen Deutsch!」(ドイツ語を話すのですね)

と切り出し、私にいくつかの質問をします。

 

日本で教室に通っていること、

列車でツェルマットに行くことなどを話しました。

 

会話が成立したので、このまま帰国してもいいとすら思いましたが、

建物数階分の展示を見て回りました。

分野毎にコンパクトにまとまっていて、

短い時間ながらも、地域への理解を深めることができた気がします。

 

いやーー、言葉が通じると名残惜しくなるものですねぇ。 

わずか1時間半の滞在だったにも関わらず、クールは心に残る街となりました。

温かく迎えてくださったレーティッシュ博物館に感謝です。

 

(次は、氷河特急)

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コメント

 こんばんは。

 自動車はお金で買えるけど、外国語を使う事でしか気付かない事は買えない。

 それも、ようこさんぐらい力を持ってると、旅行者としてだけでなく、他者に何かをgiveできるとか、あるいはアーニングを得る(これはお金を支払う事よりはるかに厳しいステージに立てる、という意味・文脈ですが)、と言った多方向性を持てるように思います。
 2020年を目指して、がんばってください。

 ちなみに僕がドイツ語で失敗(>_<)したはじめての出来事はリンクをご参照(普段と別のURLを張りました)。三鷹の旅館に"Themen 2 Arbeitsbuch"を持ち込んでから○年後のことです。

投稿: シブ | 2014年10月 7日 (火) 21:02

>シブさん
お金で買えないものを手に入れる旅となりました。
少しずつエピソードをアップしますね。

また、励ましの言葉をありがとうございます。
まだまだ突破すべき試験がありますので
2020年まで、勉強への意欲を継続させたいと思います。

なるほど、ドイツ語の失敗・・・Plattformでしたか。
(展望デッキ的な意味で使われた?)
帰りが遅くなったりして大変でしたね。
私も覚えておきます~。

投稿: ようこ | 2014年10月 9日 (木) 20:13

私も習った中国語が大学在学中に短期留学したときに全く
通じなかったことが、今でも中国語を勉強する原動力に
なっています。

このコンプレックスは3年くらい前に上海同済大学に
超短期留学したときに少し治癒しました。ようこさんと
違って、「このまま2年くらい留学したい! そうすれば
中国語が身に付く!」と思ったものでした。その思いは
今でも変わりませんが、お金の問題が大きいです。

投稿: けいいち | 2014年10月10日 (金) 12:26

>けいいちくん
大学における英語以外の外国語学習というのは、
異文化に触れるという点でもとても重要だと、今でも思っています。
でも、会話は別だなぁと、14年前のベルンで身にしみました。

やはり相応の勉強と年月を経ての治癒、まずはよかったですね。

留学といえば、先日カフェでドイツ語を勉強していたら
ドイツの大学に留学していた方(日本人)に話しかけられました。
日本に戻ってきて教室に通ったものの、お金が続かなくなり、
結局やめてしまった・・・とのことでした。

私も今の派遣の仕事がなかったら、続けられなかったでしょうね・・・。

投稿: ようこ | 2014年10月10日 (金) 21:07

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