« 只今アレンジ中 | トップページ | ホテル西洋銀座、レペトワへ。 »

2013年4月 9日 (火)

鯖の骨

近所を歩いていたら、一枚の張り紙を見つけました。

 

花粉症でお世話になっている、地元の医院の先生の訃報でした。

子供の頃から、何度となく鼻やノドを診てもらっていて

その張り紙で初めて、先生が思ったよりも高齢であることを知りました。

 

とはいえ、たまたま亡くなる3日前に医院に行き、

薬を処方してもらったばかりで

「え???」

という感じでなかなか事態が飲み込めず・・・。

 

会うたびに動きは緩やかになるようには見えたものの、

血色も良かったし、まさかの訃報に驚きました。

 

最も印象的だった治療は、鯖(さば)の骨抜き。

学生の頃、鯖の立派ながノドに刺さったことがあります。

土日2日間一睡もできず、月曜日の朝に超睡眠不足で診察を受けました。

 

先生が看護師さんに

「鉗子(かんし)」

と言って、大きなハサミとピンセットを合わせたような道具で

あの痛みの元をあっという間に取り去ったのは昨日のことのようです。

その後の英語の授業で爆睡したなぁ。

 

その後は診察の機会が激減。

昨年、市販の風邪薬が全く効かない症状が出たため、

久しぶりに訪ね、先生の指示でアレルギー検査を受けました。

 

こうして考えると、この鬱陶しい花粉症ですら

先生に最後に挨拶する機会を与えてくれたようにも思います。

 

それにしても、さすが地元密着の先生、

近所の人たちには、訃報があっという間に広まっていました。

 

とても残念です。

長い間お世話になり、ありがとうございました。

今後鯖を食べる時には十分注意いたします。

|

« 只今アレンジ中 | トップページ | ホテル西洋銀座、レペトワへ。 »

コメント

ワタクシもこちらの先生には物心つくかつかない頃から40年ほど
お世話になっていたので、本当に残念ですweep

実はワタクシも鯖ではないですが、鰻の骨が喉に刺さって(うな重を食べた時)
こちらで抜いて頂いた事があります。しかも2度もsweat01
先生はすぐに見つけてあっという間に抜いてくれました。
(手術扱いになるので「高いよ~」と言われましたcoldsweats01)

小学生のころは耳管炎で通気治療(鼻とearの管に空気を通す)に
通ったり、OL終了前後も同じく通気治療、幼児の時に中耳炎の治療…
と人生で一番よく通ったhospitalかも…

お歳は召していらっしゃるようでしたが、お若い時とあまり変わらない雰囲気で
器用な手つきもそのままでお元気そうにお見受けしてたので、
どうなさったのかなぁと思いました。

ご冥福をお祈りしたいと思います。合掌

投稿: くらげちゃん | 2013年4月11日 (木) 10:37

>くらげちゃん
温かいコメントをどうもありがとう。

骨問題で最も多いのが鰻だと聞いたことがあったのですが
なんと、くらげちゃんは2度flairお世話になったんですね。

くらげちゃんは子供の頃からあの道のりを歩いて来たんだなーなどと
思わず遠い目eyeになってしまいました。
どのお話も、先生がいかに地域に貢献していたかが伝わってきます。

告別式では元気そうな”元患者”さんたちも多数来ていて
にぎやかに見送られていました。 合掌。

投稿: ようこ | 2013年4月11日 (木) 12:40

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 只今アレンジ中 | トップページ | ホテル西洋銀座、レペトワへ。 »