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2013年1月21日 (月)

映画『東ベルリンから来た女』(ル・シネマ)

ドイツ語会話教室に出席した後、

渋谷のBunkamuraのル・シネマにてドイツ映画を観ました。

 

『東ベルリンから来た女』(原題:Barbara)

 

ベルリンの壁が崩壊する9年前、1980年の旧東ドイツでの物語。

海の近くの小さな病院に転勤してきた女性医師の

”西”への脱出、そして医師としての使命に対する葛藤が、

波や風の音をバックに静かに描かれます。

 

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東西ドイツのテーマは、想像しようと試みてもなかなか難しく、

映画を観ることで、その重苦しい空気感を少しだけでも知ることができます。

 

微妙な心情をごくわずかな表情の変化で演じる女性医師(ニーナ・ホス)。

ストーリーがどう進んでいくのか?という緊張感の中、

のような優しい目をした医師(ロナルト・ツェアフェルト)にほっとしました。

ストーリーで大切な役を担う少女(ヤスナ・フリッツィー・バウアー)の演技も

背負っている苦しみを見事に表現していました。

 

今も、轟音のような木々のざわめきが頭を離れません。

こういうドイツも知っておきたいと思わせる作品でした。

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