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2011年5月14日 (土)

よく読む記事

大震災以来、余震だけでなく原発の様子も気になる日が続きます。

私はこの2ヶ月、新聞のコラムや週刊誌のエッセイをよく読んでいます。

 

こういう大きな出来事があると、筆者の考えがはっきりと出てきて

自分の考えに合うもの、合わないものがあることに気づきました。

 

好きで読んでいる記事は4つあります。

 

日本経済新聞の夕刊に連載されているコラムで

水曜日のドイツ文学者・エッセイスト 池内 紀(おさむ)氏

そして土曜日の脚本家 内館 牧子氏

 

池内氏は、読書が苦手な私もスススーッと読める文体でありながら、

内容はヨーロッパや文学に対する造詣の深さが感じられて

世界の中の日本という目線で読めます。

 

朝青龍との対決が強い印象に残っている内館氏のコラムは、

日本語の使い方や政府の委員会参加を通して、今の世の中を切り取ります。

辛口な中に被災地の苦しみが浮き彫りになるところに唸らされます。

 

毎週のように買っている『週刊文春』にも多くのエッセイが載っています。

 

政治がダメだから系、チャリティ参加系、地震に触れない系などの中、

哲学者 土屋賢二氏の”ツチヤの口車”と

作家 伊集院静氏の”伊集院静の「悩むが花」”は欠かさず読んでいます。

 

”ツチヤの口車”は、ナンセンスなユーモアたっぷりの文章で笑わせます。

しかし、行間には科学リテラシーの高さがうかがわれ、

理系出身の私も、イライラせずに心おだやかに読めます。

 

妻 夏目雅子さんを血液のガンで亡くした伊集院静氏は、

Q&A方式の回答欄でズケズケと、しかし相手に逃げ道を残した口調で

ご自身の考えを述べます。

 

土屋氏、伊集院氏、どちらのエッセイにも現実を受け入れ、

これからどう生きていくのかを考えていく点が共通しているでしょうか。

 

コラムやエッセイの好みはひとそれぞれ。

気に入った作家のものが見つかったら、

一通りウォッチしてみるのも面白いかと思います。

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コメント

 震災発生以来しばらくの間、テレビを見たり新聞雑誌を読んだりすることを避けていたのですが、事態が重態のまま推移しサッパリ改善の見通しが立たないのと、「自分は知らないことが多すぎる」と思ったので、最近はいろいろな読み物を読むようになりました。原子力発電所に関して言えば、核燃料は核分裂反応を止めた後も膨大な熱エネルギーを放出するということを知らなくて、これはイカンと思ったものです。
 それにしても、朝青龍は今にして思えば絶妙のタイミングで引退しましたね。。

投稿: シブ | 2011年5月15日 (日) 08:55

>シブさん
この2ヶ月、テレビやおどろおどろしい写真の載った
雑誌などを見るのも気が重くなる毎日でした。

シブさんのように科学的に物事を理解する土壌のお持ちの方が
そういった本を読むと聞き、心強いです。(^^)
正しい知識があれば、報道に振り回されにくくなりますし・・・。

そうか、朝青龍が引退して一年以上経つのですね。
勝負師のカンだったのでしょうかねぇ。(^^;

投稿: ようこ | 2011年5月15日 (日) 22:33

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