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2010年10月 4日 (月)

オーストリア旅行6日目その3(カレー、バー、そして空の旅)

つたないながらもドイツ語会話を楽しんだ6日間、

長かった旅行記も今回が最終回です。

 

最後の夕食として、ザルツブルクのゲトライデガッセにある

本格インドカレーのレストランを選びました。

東京にいるときも、たまに夫婦でバリバリ辛いインドカレーを食べに行くのです。

 

メニューを見ても、ほとんどがインド料理名(タンドリーチキンなど)なので

分かりやすいドイツ語を話すインド人(多分)に

たまに行くお店の料理を思い出しながら注文しました。

 

エビカレー、ナン、サラダと黒ビール。量が多いので2人でシェアしました。

Img_0392  

サラダについてくるパプリカ(大きなピーマン?)はどこで食べても

みずみずしくて、甘みもあって

検疫がなければスーパーで買って帰りたいぐらいです。

 

カレーの味は欧風カレーのようで、エビのだしが効いてマイルドな味わい。

かなりおいしかったです。

 

さて、2杯目のビールは、お店オススメのものを頼もうと思い、

別の店員に銘柄が書いてある紙を示しながら、

"zweimal(2つ)"とお願いしました。

 

ところが、また1杯目と同じ黒ビールがやってきた???

 

ようこ夫が

「多分、あの人はドイツ語が分からないんだよ」

と指摘。

 

たしかに東京のお店でも日本語が分かるのは1人か2人。

異国で苦労しているのかな・・・と思い、

帰り際、「ナマステ」とその店員に声をかけると

流しで皿を洗いながら、背を向けた状態で

「ネァーマースーテーーーー」

と返事してくれました。

 

ナマステとは、インドのあいさつの言葉だそうです。

私は東京のカレー屋さんで

インドに旅したことのあるようこ父が使ったのをきっかけに覚えました。

 

食後、旅の締めくくりにホテルのバーで一杯飲むことにします。

私はグレープフルーツジュース+ウォッカ、

ようこ夫はウィスキーのロックを注文して

ウィスキーだけ並々とつがれたものを飲むことに・・・。(^^ゞ

さすがに、途中でミネラルウォーターを注文しました。

 

静かに旅を振り返っていると、どこかで飲んできた観光客グループが

どやどやどやどやと現れ、途端に騒々しくなりました。

 

こちらもグラスが空になったところで退散することにしましょう。

ようこ夫がレジで会計中、その観光客グループがどこの国の人か知りたくて

近くにいた話しかけやすそうなご婦人

"What country are you from?"

と英語で尋ねると、きれいな英語で

「ドイツの出身だけれど、今はオーストリアに住んでいます」

とのこと。

 

地元の粋な女性が一人で飲みに来たのを

うるさい観光客グループの一人と間違えたことに気づき、

酔いはスッとさめ、あわてふためいて

"Ich komme aus Japan."(私は日本から来ました)

とドイツ語で言うと、

遠い目をして、英語で

「ずいぶん前に日本に行きました。東京、京都、北海道、九州・・・」

と、まるで日本人のような発音で地名を言うではありませんか。

 

突然話しかけてきた変な日本人にもかかわらず、日本を懐かしがり、

ようこ夫が会計を終えて店を出ようとすると、にっこり笑って

「I remember... おやすみなさい

 

驚く私は

「おやすみなさい。Gute Nacht(ドイツ語でおやすみなさい)」

と答え、自分の国の言葉を話してもらえるうれしさを

思いがけず経験することになりました。

 

翌日、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト空港から一路ウィーンへ。

ウィーンから東京への直行便で帰ります。

 

ザルツブルクの空港は、山に囲まれ、のんびりした雰囲気。

Img_0405  

Img_0403 

 

私はこの飛行機に乗りました。プロペラ付!

上の写真の飛行機より小さいとは・・・。

Img_0415

 

晴れていたので、も見えました。

Img_0417  

列車でも2時間半でウィーンに行かれるので、空の旅はあっという間。

飲み物が配られて、回収されたら到着です。

 

ウィーンの空港では、走るほど急がなくてもよく、

といって、飛行機を待ちくたびれるということもなく、

ほどよい感じで乗り継ぎできました。

Img_0422  

14年ぶり2回目のオーストリア旅行。

生の舞台、歴史的建造物、山や湖の自然、人々の温かさに触れ、

またハプニングもありましたが、無事に帰国しました。

 

初めての旅では、入口(Eingang)や出口(Ausgang)も読めなかった私が

一念発起、まさか独作文をホテルのフロントで見せるとは思いませんでした。

 

もっときれいな表現、もっと幅広い話題、目標は尽きません。

さらにドイツ語会話の勉強を続け、

またいつの日か、ドイツ語圏を旅したいと思います。

Auf Wiedersehen!!

(旅行記 完)

 

---

時差ボケも治らないまま書き始めた6泊8日の旅行記。

またも長編になりましたが、最後までお読みくださりありがとうございます。

アクセスしてくださった皆様のおかげで、どうにか最後まで書くことができました。

(こうしてまとめたものは、過去の分を含めて多くの方が検索してくださっています)

Vielen Dank.(フィーレン ダンク=どうもありがとう)

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コメント

時差ボケ、相当ひどいんですか?長旅だった分、元の生活感覚に戻るのが大変なのかしら?
もしや年齢とともに時差ボケが直りにくくなるとかだったらたまりませんよねー。
14年前ということは新婚旅行?
ウィーンにあこがれてあこがれて、新婚当時に行きたかった国の候補に挙げてたけど
海外に行く機会そのものが全くなくなりました。
6泊8日という時間を作るのも大変だったでしょう?
学校に行く年齢の子供がいるとできない事なので、あと10年、15年経ったら
訪れてみたいです。
きれいな景色や美味しそうなお料理の写真で堪能させていただきました(^^)

投稿: lilac | 2010年10月 4日 (月) 08:43

旅行記、楽しかったです!
オーストリアはまだ未踏の地なので、とっても行ってみたくなりました!
前回もそうでしたが、今回もまた、お父様の旅行記を思い出しましたよ。
飾らない話題、臨場感あふれる表現、本当に楽しく読ませていただきました!

投稿: たいワン子 | 2010年10月 4日 (月) 13:19

旅のお話楽しみました。
勉強されているドイツ語は使ってこそですね。
これからの勉強も楽しくなるかと思います。

ところで今日N女子大学の研究紹介のパンフレットを見ていたら、ドイツ語では糞便にまつわる表現が多いということで、それを研究している人がいます。
本当でしょうかね?

投稿: ギドスパリオ | 2010年10月 4日 (月) 18:14

>lilacさん
14年前は同級生と2人の旅行でした。

で、実は私は飛行機でまったく眠れないのです。sweat01
だから、今回は行きで1回徹夜、帰りで1回徹夜する感じでした。
帰国後はすぐに仕事だったので、
時差ボケのため午前4時に寝て、6時半に起きたり・・・。

海外旅行に行くか行かないかはご家庭の考え方によりますよね。
首都ウィーンも、ユーロの世界になってオープンになったのか、
アジアの人に優しくなった気がします。

>たいワン子さん
ご愛読ありがとうございました!
旅行記を書くのが好きな親子なもので・・・。(笑)
10年ぐらい前にたいワン子さんが台北ですらすら中国語を話すのを見て
こういう風に話せたらいいなぁとずっと思っています。
道のりは長いですが、がんばります!

投稿: ようこ | 2010年10月 4日 (月) 20:15

>ギドスパリオさん
ありがとうございます。

ドイツ語会話をピアノにたとえると、初めての発表会に出た気分です。
使う場があると、レッスンのモチベーションになります。

ほぉ。ジャンル的にあまり習わないところですが
でも、一度だけ犬のフンの話が出て辞書を引いたことがあります。
そのときに、いくつも表現がありそうな印象がありました。
どうやら気のせいではなかったようです。

投稿: ようこ | 2010年10月 4日 (月) 20:19

あら~、旅行記終わってしまいましたかぁdespair
プロペラ機のような小型のairplaneは高度が低い分、下の景色が
良く見えるので外を眺める楽しさがありますよねfuji

旅行記、ワタクシが行ったことがある場所は懐かしく、行ってない
場所は興味深く拝見しとても楽しく読ませていただきましたhappy01
時をおいて今回のように同じ場所を訪問するのは新しい発見もできた
ことと思います。お互いこれからも元気で海外旅行をしていきましょうscissors

投稿: くらげちゃん | 2010年10月 5日 (火) 01:46

素敵な旅行記でした。
お陰さまでもう一度私もオーストリア旅行を楽しんだ気持ちになりました。
ご自分であとで読み返してもきっととてもいい記念になりますね。
写真は残っても、ちょっとした人との会話やまたハプニングなどは徐々に記憶が薄れて行ってしまいますものね・・・
旅先での一期一会は観光名所の思い出にも勝る貴重なものだと思います。

このカレー屋さん、私も行ってたみたかったんですよ~
でも主人がお腹の調子を壊していたので、諦めました(笑)
エビカレーって美味しそう・・・

そう言えばね、私も14年前(多分・・・)に新婚旅行でスイスに行ったときにドイツ語ってちょっといいな~って思ったんです。
私たちが滞在したホテルに、毎年必ず訪れているとおっしゃっていたドイツ人老夫婦が、ドイツ語のあいさつを教えてくださったんです。
(そのおじいさんも日本を旅したことがあるとおっしゃっていましたっけ・・・)
Guten Morgen! Guten Tag! Gute Nacht!
英語とは違う響きにとても魅かれました。
スイスのグリンデルワルト(ヴァルト)はドイツ語圏(スイスはフランス語圏もありますよね)なので、地名がそもそもドイツ語の響き(Jungfrauとか)きなんです。
なので、私ににとっての最初のドイツ語体験はスイスの思い出です。
(スイスドイツ語はかな~り発音も単語も違ってちょっと違う言語に聞けますよ・・・あ、でも標準ドイツ語はちゃんと通じます!)
ですので、ドイツに駐在が決まった時、その思い出が蘇り妙にやる気満々になったんです♪

ようこさんも、14年越しのドイツ語への思いがこの度の旅行でかなって良かったですね!!
いつに日かまた本場でドイツ語会話が楽しめるように、これからもがんばりましょうね♪
私もまた会話のレッスンがしたくなったきました~(笑)


投稿: まろーね | 2010年10月 5日 (火) 09:23

>くらげちゃん
ついに完結しました~。たくさんのコメントをありがとう。
プロペラ機に乗るときに、階段が数段しかなくてびっくりしました。
でも、機内はとてもきれいでクラシック音楽がかかっていました。
思いがけず、湖が見られてよかったです。

久しぶりに同じ国に行くのもいいなぁと思いました。
いろいろなところに行っているくらげちゃん、
また会ったときにはいろいろな国の話を聞かせてくださいね!good

>まろーねさん
おっしゃるように、この旅行記は私の思い出にもなりますし、
貴重な一期一会の記録を残せてよかったです。

パエリアかリゾットかカレーでお米を食べたかったところ、
インド料理の看板を見つけたのでした。
でも、旅先でのお腹の不調は困りますね。
私もいまだにシカ肉レストランのデザートを食べられなかったのが悔やまれます。(笑)

まろーねさんはグリンデルワルトに行かれたことがあるんですね。
私は10年前に行き、ドイツ語が話せたらいいなと思いました。
標準ドイツ語が通じると知り、安心しました。

いつかまたドイツ語を話す機会を待ちつつ、お互いがんばりましょう。
たくさんのコメントをありがとうございました。

投稿: ようこ | 2010年10月 5日 (火) 19:10

旅行記、とても楽しかったよhappy01
ようこちゃんの学習意欲も、ますます高まって
次回は、さらに充実した旅になりそうだね!!
 
日本へ行ったことのある方にも出会えて
良かったね~。
海外で、日本語を耳にするって、なんだか
新鮮な気分になれそうねnote

投稿: うさちゃん | 2010年10月22日 (金) 18:25

>うさちゃん
旅行記へのコメント、どうもありがとう。
旅行後もドイツ語教室にも引き続き通い、
いつになるか分からない次の旅行airplaneに備えています。

最後の最後に日本語を耳にするとは思わなかったよー。
とても発音がきれいで、外国語ができるっていいなーと実感。
しばらくは、国内でドイツ語を話すチャンスを探してみます。eye

投稿: ようこ | 2010年10月23日 (土) 11:56

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