« オーストリア旅行3日目その1(メルク修道院、ドナウ川下り) | トップページ | オーストリア旅行4日目その1(シューベルトの生家、べルヴェデーレ、中華料理) »

2010年9月27日 (月)

オーストリア旅行3日目その2(お茶、ホイリゲ)

旅行3日目のヴァッハウ渓谷オプショナルツアーから

腹痛を抱えてホテルに戻り、痛みの原因を考えたところ、

朝から冷たいものを食べたことだろう、という結論になりました。

 

この日の夜は、ウィーン郊外にあるグリンツィングという場所の

ホイリゲ(ワインの出る居酒屋)に行くつもりだったので

とにかく体調を元に戻さねばなりません。

 

まず、温かい飲み物を摂るために

ホテルのロビーでカモミールティーを飲みました。

冷たい飲み物は売店でも比較的手軽に手に入るのですが

温かいものは、カフェに入らないとなかなか見つかりません。

Img_01222 

ふぅ。ようやく胃が落ち着きました。

 

ドイツ語にもだいぶ慣れてきて、

腹痛であっても口が勝手に動いて注文できます。

 

ま、慣れた頃が一番危ないのですが・・・。

 

さて、予定通り、ホイリゲに向かうことにしました。

U-Bahnとバスを乗り継ぎ、30分ほどのところ。

Ringでも行かれます。

 

14年前にも、ドイツ語が分からないながらもホイリゲを訪ね、 

にぎやかな雰囲気とアコーディオンで演奏される音楽などが

印象に残っています。

 

バスを降りると、当時のにぎやかさに比べ、ずいぶん静かな感じ???

 

ようこ夫といくつかの店を見てから、

奥の方でアコーディオンの鳴るレストランに決めました。

 

入口でまず、若いイケメン風の店員にたばこを吸うか吸わないかを聞かれ、

「nicht rauchen」(吸わない)

と答えると、老夫婦が食事をしている静かな席に案内されました。

 

ここでドイツ語が上手なら

「喫煙席OKなので、奥のにぎやかな席に変えてください」

と言えるのでしょうが、想定外のことはとっさに作文できず、

腹痛直後ということもあり、おだやかな食事を楽しむことにしました。

 

英語も小さく併記されたメニューを見て、注文の品を考えていたら

その若店員が、おすすめ料理のページの中の一品、Hirschを指し、

「フィッシュ」

と言いました。

 

ふむ、フィッシュ(Fisch=魚)ね。

いいかも・・・と思って英語表記を見るとdeerと書いてある!?

若店員、英語でも「ディアー」と言っていました。

 

しかし、耳と思い込みは止めようがないもので

ドイツ語のdir(ディア duの3格=君に)と勘違いしてしまいました。>_<

ほぉ、この店員は私にフィッシュを勧めているのか~、と。

 

一呼吸おき、持ち歩いていた辞書でHirschを調べると

”シカ”と書いてありました。

こちらはますます混乱。

 

もしかすると、ドイツ語の肉(Fleisch=フライシュ)と聞き違えたのかと思い、

他の店員に、メニューを指しながら

"Ist das Fisch?"

と尋ねると、やはり、「フィッシュ」という返事。

 

首をかしげながらも、お店のおすすめだろうからと注文。

 

そして、運ばれてきたのはこちら。

Img_01262 

手の込んだソースのかかったシカ肉でした。

多分、私がシカ肉を口にするのは初めてですが

ハーブオレンジも添えてあり、やわらかく、

病み上がりのお腹にもやさしい味です。

 

お腹を温めるため、ウィーンの伝統的なスープも。

Img_01242

牛肉のダシがよく出たスープに野菜も入っていて

とても気に入りました。

 

さっぱりした白ワインと赤ワインとともに、珍しい食事をした夜となりました。

 

食後、お店の外に”ジビエ週間”の看板を発見!

Img_0127_2  

そうかぁ、あのシカ肉が旬の一押し料理だったのですね。(^^)

心に残る、旅のハプニングです。

 

ところで、なぜ聞き間違えたか?について

後日出会ったオプショナルツアーの

ドイツ語堪能な日本人ガイドさんに聞いてみました。

 

Hirschは ヒルシュ と発音しますが、

少しなまって フィッシュ に聞こえたのではないか?

とのことでした。

発音を実演してもらって納得。

もう、Hirschという単語だけは忘れないぞ~~~!

 

4日目、ウィーン観光最終日、シューベルトの家や中華料理です。

 

追記:3日目は、9191歩でした。

|

« オーストリア旅行3日目その1(メルク修道院、ドナウ川下り) | トップページ | オーストリア旅行4日目その1(シューベルトの生家、べルヴェデーレ、中華料理) »

コメント

あらら、旅行先(特に海外)で体のトラブルに見舞われると本当に不安に
なりますね。その程度で済んでまだ助かった方なんでしょうけど。
夏でもアイスを食べることが殆どないので、私なんかもすぐお腹にきそうだな。
こんな時は消化の関係でお魚の方が欲しくなると思うけど
すんなり食べられるもので良かったでしたね。

投稿: lilac | 2010年9月27日 (月) 08:03

レストランでの言葉の勘違いは私もた~くさん経験しましたよ♪
でも、結果的には未開のメニューを体験出来たりするしそれも楽しい異文化体験ですよね!!
シカ肉の煮込みってわりとドイツ語圏(!?)のお料理であるようですね。何んといってもそこらじゅうが森ですものね!

私が最後の最後まで慣れなかったのが、否定形で質問されたとき・・・
メニューの確認で「○○はいらないんですね?」と尋ねられた時って、「はい、いりません!」って日本語だったら答えますけど、ドイツ語だったら「Nein!」と答えなければなりませんよね・・・
ここで私はついつい「Ja!」と言ってしまいまして、入らぬものが運ばれてきたという経験を多々いたしました。
同様に「Doch!」がまたとっさに出ませんでしたね~

でもお腹の調子も良くなられて良かったですね!!
楽しい旅はまだまだ続きますね・・・

投稿: まろーね | 2010年9月27日 (月) 10:32

鹿さんの看板なんかかわいーですheart01。そういえばローデンブルグ辺りに
行った時はこのようにお店の看板で何屋さんかすぐ分かるようになっていました。
shoe屋さんならshoeを書いた看板とかねぇ。
回復中のお腹と相談しながらの独語のやりとりはなかなかなものですねgood

お泊りのhotelはヒルトンみたいですね~。
確かに温かいものは売店で買うのは難しいね。
カモミールティーcafeは精神を安定させる効果があるから、
就寝前に飲むのもいいみたいですsleepy
だからワタクシも旅先の夕食の締めにカモミールティーを飲んで眠りに
入りやすいようにすることが多いですwink
house以外だとなかなか寝られないのーsad

投稿: くらげちゃん | 2010年9月27日 (月) 15:58

>lilacさん
そうですね。
普段元気なだけに、旅先での体調不良には驚きました。
シカ肉のレストランで、おいしそうなデザートが運ばれていくのが見えて
頼みたいな~~~と思ったのですが、さすがにやめました。
ああ残念・・・。dash

>まろーねさん
まさに、未開のメニューの異文化体験でした!
それにしても、JaとNeinを逆に言ってしまった結果、
多くの料理を食べることになるとは、大変でしたねぇ。
Dochが自然に使いこなせるようになったら、
会話のレベルアップというイメージをもっています。

日本に戻ったら、はいといいえが逆に感じられませんか?
私は混乱気味で、(日本で)いらない場合は
paperを横に振って、いらないジェスチャーをしています。

投稿: ようこ | 2010年9月27日 (月) 19:32

>くらげちゃん
鹿さん、くっきりです~。
このような分かりやすい看板があったのに、気づかず店に入ってしまいました。
売っている品物が看板になっていると、観光客でも分かりやすいですね。

はい、駅近くに泊まりました。
私もメニューを見たときに、さすがにコーヒー以外がよいだろうと思い、
カモミールcafeが寝つきをよくする話があったような気がして
ありがたーーーく注文しました。
くらげちゃんも旅先で飲むことがあるんだね~flair

投稿: ようこ | 2010年9月27日 (月) 19:42

体調崩されても、ドイツ語がしっかり
出てくるのが素晴らしいわぁ~!!
シカと魚・・これは紛らわしいこと(笑)
でも、もう、絶対に忘れないね~wink
スープも、お野菜たっぷりで、おなかにも
やさしそうだね。
シカ肉は、昔々、ニュージーランドで食べたよ。
思っていたより、獣っぽくなくて(笑)
上品な風味でした。

投稿: うさちゃん | 2010年10月12日 (火) 02:34

>うさちゃん
ドイツ語がどんどん出てくるのは先生の教え方の賜物だと
身をもって体験しました。(少し聞き違えたけど:笑)

このブログを読んだ方は、ドイツ語圏でシカ肉を注文できるでしょう。scissors
そうかぁ、ニュージーランドでもシカ肉を食べるんだねー。
私のお腹はシカ肉のおかげで治った気がするので、シカさんに感謝しています。shine

投稿: ようこ | 2010年10月12日 (火) 09:45

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/119541/49572897

この記事へのトラックバック一覧です: オーストリア旅行3日目その2(お茶、ホイリゲ):

« オーストリア旅行3日目その1(メルク修道院、ドナウ川下り) | トップページ | オーストリア旅行4日目その1(シューベルトの生家、べルヴェデーレ、中華料理) »