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2010年6月10日 (木)

上野のモーニングコンサート

先日、東京藝術大学の方と話をする機会があり、

「JTアートホールでやっている音大生のコンサートをよく聴きに行きます。

藝大の学生さんが出演する回も何度も行きました」

などと話したら、木曜午前に大学内の奏楽堂で開かれている

モーニングコンサート(入場無料、要整理券)のことを教えてもらいました。

大変優秀な学生が選ばれる、晴れの舞台とのことです。

 

ちょうど、その音大生のコンサートで聴き、

注目していたバリトン加耒徹(かく とおる)さんも出演することが分かり、

今日は、主婦業もそこそこに上野の奏楽堂へ出かけました。

 

1時間のプログラムで、前半はクラリネット、後半が歌です。

プロのオーケストラ(藝大フィルハーモニア)との共演となります。

 

クラリネットの鶴山まどかさんは、G.フィンジの『クラリネット協奏曲Op.31』を演奏。

なんとなく、映画音楽のような印象を受けたので、

作曲家の年代を見ると1901年ロンドン生まれとのこと。

なるほど、新しい感じがします。

 

私は、第1楽章の美しい旋律がとても好きになりました。

長いフレーズを一気に吹く様子が観られるのも生演奏ならではです。

 

続いて、バリトンの加耒さんが登場。

曲目は、マーラー『亡き子を偲ぶ歌』(ドイツ語)です。

 

ドイツ語学習者として、ドイツの歌にはとても興味があります。

さらに、題材的にとても難しい作品をどのように歌うのか、

こちらも少々緊張気味に聴き始めました。

 

子音の多いドイツ語をとても丁寧に歌っているように思いました。

また、第2曲で歌詞に合わせて星を見ているような表情がとても良かったです。

第5曲、渦を巻くような嵐の後、おだやかな歌によって締めくくられます。

 

聴き終わって30分もした頃でしょうか、

親が子を思う、子が親を思う温かい気持ちがさざ波のようにわいてきました。

 

上野の森の緑を楽しみつつ、東京文化会館で昼食を摂り、

モーニングコンサートのおかげで

主婦の午前中は心豊かなものとなりました。

 

Img_92462_2上野動物園前にて

 

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コメント

大学で音楽を学んでも
ほとんどの学生が就職に音楽に結びつきませんね。

以前日比谷公園で昼休みに
○曜日コンサートといって
警視庁の音楽隊や、東京消防庁の音楽隊の演奏を
拝聴させていただいたことがあり、
無料でコンサートを聴かせていただけることに感謝していました。
品川駅の構内でも明治学院大学の学生のクリスマスコンサート
を聴くこともできました。

都会は無料で色々なコンサートを聴ける機会があっていいですね。

投稿: 支配人 | 2010年6月11日 (金) 21:29

>支配人さん
2万円のチケットを買うと、海外の著名な方の演奏を
よい席で聴ける場合も多いですが、こうした無料コンサートもいいものですね。

日比谷公園や駅でのコンサートが成り立つのが、
人の多い東京ならでは、でしょうか。
仕事の合間の息抜きになりますし、
演奏者にとっても、不特定多数の人の前で演奏できる
よい機会になっているのだと思います。

投稿: ようこ | 2010年6月11日 (金) 23:45

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