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2010年5月19日 (水)

映画『オーケストラ!』

先日、渋谷のル・シネマにて、『オーケストラ!』(注:音が出ますを観ました。

ドイツ語教室のクラスメートおすすめです。

並ぶのが苦手な私は、あらかじめインターネットで席を予約しておきました。

 

映画館に着くと大混雑!!

予約しておかなかったら希望の回が観られないところでした。

2時間ほどの映画なので、その次の回の開始時間が遅くなってしまうのです。

 

政治的理由で指揮者を解雇された主人公アンドレイが劇場の清掃員になり、

仕事中に偶然届いたオーケストラ出演依頼FAXを勝手に見て

ニセオーケストラを仕立ててパリに乗り込む・・・という

ロシアでのシーンから始まるフランス映画です。

 

香港コメディ映画のようなテンポで、客席の笑いをとりつつ、

なぜか協力者がたくさん集まり、ついにオーケストラを編成してしまいます。

 

そこへ30年前の政治的な動きによる人々の哀しみが姿を見せ、

協力者たちの(オーケストラ以外の)思惑がちらり。

巧みに伏線が張られた中、チャイコフスキーのメロディにのせて

哀しみの謎がパズルのように解き明かされていきます。

 

アンドレイ役のアレクセイ・グシュコブのしがない中年男っぷりが同情を誘い、

協力者を演じるドミトリー・ナザロフのキャラも立っていてよかったです。

そして、もう一人の名脇役は携帯電話でしょうか。

映画のあちこちで、大切な役割を果たしていました。

 

笑うだけでなく、心に残る124分があっという間の映画でした。

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コメント

 私はものぐさで、余りしょっちゅうKinoに行きませんが、観てみたいですね。旧共産主義国の閉塞感と言うのが何とも言えない興味をそそります。映画「遠い夜明け」にも通じるものがありますナ。あれは南アのお話で、ほとんどエンタテインメント性がありませんが。
 

投稿: シブ | 2010年5月20日 (木) 20:46

>シブさん
ともすると、重苦しくなるテーマを上手にコミカルに仕上げていたように思います。
Kino情報やAusstellung情報は、もっぱらドイツ語教室経由です。
こちらの映画、近くで上映されているといいですね。

投稿: ようこ | 2010年5月21日 (金) 13:34

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