« AED講習 | トップページ | 雨の日のピアノは »

2010年4月26日 (月)

オペラ『愛の妙薬』(2010.4.25 新国立劇場)

数年ぶりにオペラを観に、新国立劇場へ行きました。

 

以前ピアノで弾く機会のあった、ドニゼッティ作曲『愛の妙薬』の中のアリア、

「人知れぬ涙」を生で聴いてみたいという気持ちがあり、

このたび、思いのほか早い観劇が実現しました。

 

アディーナの気を引きたくて、

インチキ薬売りドゥルカマーラから”愛の妙薬”を買うネモリーノ。

本当は安物のワインなのに・・・。

という、とても分かりやすいイタリア語のオペラです。

 

以下、演出上の内容を含みます。

 

舞台の上には、この時代のこの場所で、というものが一切なく

本をモチーフにした抽象的な舞台装置に興味津々です。

衣装も、イタリア料理に使われる器のようにです。

まずは、目にも栄養補給といったところでしょうか。

 

もう一つ、予想が面白い方向に裏切られたのが薬売りの人物像です。

私の予想では、ぼろぼろの服を着てリヤカーを押す人だと思っていました。

でも、実際は『星の王子さま』に出てくる飛行士のごとく、

空からやってきたのには驚くばかり!

インテリジェンスを兼ね備えた人物として描かれていました。

 

今回、アディーナ、ネモリーノ、ドゥルカマーラの3人が外国人キャスト、

他は日本人キャストでした。

ネモリーノ役のジョセフ・カレヤ(マルタ出身)の歌は、

今まで聴いたこともない素晴らしいものでした。

一声発するたびに、もっと聴きたい!と思わずにはいらません。

 

そういった歌声で、暗めの照明の中、ハープの音色で静かに始まる

念願の「人知れぬ涙」を聴けて感激しました。

 

ところで、歌詞はイタリア語ですが、分からなくても心配ありません。

縦書きの日本語字幕(電光掲示板?)が出ます。

 

字幕を見ながら歌を聴いていると、たまに知っている単語が登場します。

気まぐれ→カプリチョーザ

すぐに→エスプレッソ

明日→ドマーニ

 

ドマーニ以外は意味を知らなかったので、歌の途中でハッとしました。

 

さて、このオペラの結末はいかに?

どうやら、一種のプラシーボ効果が出たようです。

最後は心が温かくなる作品であることを見届け、

生観劇の価値をしっかりと味わってきました。

|

« AED講習 | トップページ | 雨の日のピアノは »

コメント

TOCですか?
懐かしい!
内容とはかけ離れて申し訳ない(^_^;)

投稿: きりん | 2010年4月27日 (火) 00:37

>きりんさん
そうです、懐かしの東京オペラシティ(のとなり)!
オペラの帰り、TOCにできた成城石井で買い物しました。

投稿: ようこ | 2010年4月27日 (火) 14:55

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/119541/48189415

この記事へのトラックバック一覧です: オペラ『愛の妙薬』(2010.4.25 新国立劇場):

« AED講習 | トップページ | 雨の日のピアノは »