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2008年3月 1日 (土)

『鍵冨弦太郎 ヴァイオリン・リサイタル』(2/29 紀尾井ホール)

2月が一日長い2月29日に、四ツ谷にある紀尾井ホールまで

ヴァイオリン・リサイタルを聴きに行きました。

2007年12月に、期待の音大生のコンサートを聴いて良かったのがきっかけです。

 

ホールの規模は約3倍(紀尾井ホール800名、JTアートホール256名)、

共演のピアニストは、演奏経験の多い方のよう。

私は下手(しもて)側2階席からの観賞となります。

相変わらずヴァイオリン曲についての知識は皆無な私ですが、

どんなリサイタルになるか、楽しみです。

 

○イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 作品27の3「バラード」

鍵冨さんが独りで登場。

ホールが大きいからか、センが細くみえます。

途中の印象的なフレーズで、昨年12月に聴いた曲だということが分かりました。

 

○武満徹:悲歌

ピアニスト、松本和将さんと共に現れます。

曲の印象は、『ろくろ首』、『雪女』、『番町皿屋敷』といった

怪談風の不思議な音楽。

ピアノだけでは出せない、ヴァイオリン独特の

人の叫び声のような音色がいかされて面白かった一曲です。

 

○プーランク:ヴァイオリン・ソナタ

前にも聴いたことのある曲だろうか?と考えているうちに演奏終了。

ピアノ演奏の低音部とヴァイオリンの手元、

二人が楽譜を目でどう追うのかがよく見える席であることが判明。

 

休憩をはさみ、

○フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調

この辺りから、ホールの大きさに対抗できる勢いが出たような気が・・・。

歌い上げるヴァイオリン、自由自在に流れ続けるピアノ。

第4楽章が終わると、鳥肌が立つような感動とともに拍手。

 

○シマノフスキ:ノクターンとタランテラ 作品28

シマノフスキというと、学生時代にピアノ独奏を聴きに行って

ピアノ曲があまりにも難解だったため、爆睡してしまったイタイ記憶があります。

今回は大丈夫だろうか?と、おそるおそる聴きましたが

メロディの雰囲気とヴァイオリンの音色がよく合っていて

飽きさせることなく、最後まで演奏を堪能できました。

遠目で見る限り、ピアノの楽譜も難解そうだっただけに、聴き応えがありました。

 

アンコールは3曲で、最後の『ロンドンデリーの歌』では

ヴァイオリンの低い音から高い音まで聴かせるようになっていて

ヴァイオリン初心者の私には興味あるアレンジです。

心やさしくなれる音楽だな・・・と思いました。

 

ピアニストは、ジャズピアニストのようにも見える風貌で

音が飛んでもなんのその、とにかく達者で

あるときは、かなりのスピード感をもち、

あるときは、粒のそろった和音を美しく弾きこなしてしまう・・・。

全体的に、ヴァイオリンを引っ張る感じに聴こえました。

 

終演後のサイン会で、リサイタルに来たきっかけを簡単に伝えて

「また来ますね~。がんばってください」

と言って握手してもらいました。

いろいろなホールと共演者で経験を積んで、ビッグになってください。

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