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2007年6月 8日 (金)

『こころ』(6/7俳優座劇場)

仕事の後に、落語がご縁で知り合った女優さんの出演する

ストレートプレイを観劇しました。

シェイクスピア・シアターによる『こころ』@俳優座劇場 です。

 

俳優座劇場は六本木にあり、思い切って職場から歩いてみました。

かなり早足でしたが、なんとか開演に間に合いました。

  

初めて行く劇場の雰囲気は、

博品館劇場や三百人劇場に少し似ている感じでした。

 

高校の教科書で習った、夏目漱石原作の『こころ』は

登場人物のKという名前のインパクトをよく覚えています。

久しぶりにその名作を味わいたく、

2作品連続上演のうち、こちらを選びました。

 

いつもは、ミュージカルなどでオーケストラの生演奏と

大掛かりな舞台装置の場面転換などを楽しんでいますが

この公演は、シンプルに、出演者の声で魅せてしまいます。

明暗をくっきりと使い分けた照明もよかったです。

 

驚いたのは、朗読者に6名の名前が連なっていたこと。

交代で朗読するのかと思いきや、ユニゾンでした。

相当練習を積まないと、の取り方など難しいのでしょう。

一人、コンサートマスターのような役割の方がいたように思いました。

 

今回お誘いくださった、和服姿がよく似合う女優さんも

朗読の一人として、口を大きく開けて熱演していました。

 

どの出演者も

「これはぁ、○○でぇ」

となりがちな語尾を、上品にデクレッシェンドして

とてもきれいに発音しているのが印象的でした。

 

後半に出てくるエピソードに聞き覚えがあったので

高校の教科書では、そのあたりを読んだのかもしれません。

 

高校生のときに何を理解するべきだったのか

残念ながら、もう思い出せませんが

今あらためてこのテーマを考えてみると

この年齢ならではの解釈ができそうです。

 

「たなごころ」や「余程」といった文学作品らしい言葉の出てくる

本を一冊読んだ気分になった公演でした。(^-^)

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コメント

ステキなお芝居(?)だったようですね。
それにしても、『こころ』とは、懐かしいですわ。
高校当時、何を理解したかは謎ですが、名作は、いつ読んでも新鮮で、得るものも多いですよね。年齢によって解釈も変わると思うし。
夏目漱石、ダイスキです☆ 

投稿: しいこ | 2007年6月 8日 (金) 02:01

ご来場いただきありがとうございました。

そうですね。ようこさんは普段、装置のたくさんある舞台をご覧になっているんですよね。
うちの劇団はシェイクスピアを見ても、大道具(?)はシンプルな椅子以上の物は出てきません。

それでも楽しんでいただけたのなら嬉しいです。
お客様の感想の中で朗読者がユニゾンで何故しゃべらなきゃならないか分からない、という指摘もありますが。

これは私個人の考えですが、このままのスタイルでセリフに曲を付けてオペラにしたら面白い。
そうしたら、朗読者に対する違和感も受け入れていただける方が増えるのでは?
と、ボンヤリと考えたことがあります。


ようこさんはどう思いますか?

今日は舞台の写真撮影があります。
明日はビデオ取りがあります。
最後までハプニングが無いように頑張って勤めたいと思います。

次回は三本ともシェイクスピアなので、またご都合が宜しければいらして下さいね!
本当にありがとうございました!


投稿: あかつき | 2007年6月 8日 (金) 08:45

>しいこさん
もしも今、夏休みの宿題に読書感想文を書くことになったら
『こころ』の感想を書いてしまいそうな勢いです。
今の時代に通じるテーマでもあり、名作の力を感じた一夜でした。

>あかつきさん
みなさんの熱演を拝見することができ、名作を立体的に楽しめました。
また、舞台装置が椅子や机だけだったので、自分なりに想像できました。
シェイクスピアではどうなんだろう?と思ったのですが、
やはりシンプルな舞台装置なのですね。機会があれば、こちらも観たいです。

オペラといえば、(ネタバレになるので本文には書きませんでしたが)
”私”役と”K”役が入れ替わったときに、通常見た目も含めて
配役を決めるミュージカルとは異なり、むしろオペラっぽいと感じました。

朗読のユニゾンは、私の個人的には
1.6人が声をそろえることで作品の緊迫感を増す。
2.朗読者のフォーメーションが変わること自体が、何かを暗示している。
3.ユニゾンにすることにより、声や間の取り方を平均化して意図的に個性をなくす。
といった演出意図があるように思いました。

それでは、これからもがんばってください。お誘いありがとうございました。

投稿: ようこ | 2007年6月 8日 (金) 23:27

高校の時に読んで、すっごくインパクト残っていた記憶はあったのですが、すっかり詳細な内容を忘れてしまっていたため、つい最近文庫を買って読み直したばかりでした>「こころ」

こーゆー有名どころの作品も改めて舞台で観るってゆーのもいいかもしれないですよね。

投稿: は ち | 2007年6月 9日 (土) 03:40

俳優座劇場、2度行きましたが、2度とも最前列でした。
いったん姿勢を決めてしまうと、後ろの人に迷惑かと思って身動き一つ出来なくてツラカッタ。
でも、そこで見たお芝居は2作品ともとても心に残っているので、俳優座劇場と聞くとトキメキます。
ようこさんも素敵な時間を過ごせたようですね(^^)

投稿: タカダノリコ | 2007年6月 9日 (土) 10:33

>はちさん
それはそれは、奇遇です!
夏休みの時期になると、名作100選などの文庫本が出ますが
そういった本を読み直すというのは、有意義な時間の過ごし方ですね。(^^)

>タカダノリコさん
さすが舞台好き、俳優座劇場にも行っているのですね~。
今回は前ブロック最後列の5列目だったので自由の身でしたが
段差の関係で、後ろの人のことを考えて固まってしまうことが私もあります。(^^;

でも、よい作品を間近で見られる劇場だと思いました。

投稿: ようこ | 2007年6月 9日 (土) 14:26

>はちさん
それはそれは、奇遇です!
夏休みの時期になると、名作100選などの文庫本が出ますが
そういった本を読み直すというのは、有意義な時間の過ごし方ですね。(^^)

>タカダノリコさん
さすが舞台好き、俳優座劇場にも行っているのですね~。
今回は前ブロック最後列の5列目だったので自由の身でしたが
段差の関係で、後ろの人のことを考えて固まってしまうことが私もあります。(^^;

よい作品を間近で見られる劇場だと思いました。

投稿: ようこ | 2007年6月 9日 (土) 14:27

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