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2006年12月26日 (火)

師走に『オケマン 大都市交響詩』を読む

ドラマ「のだめ カンタービレ」のクラシック音楽監修として

名前がクレジットされている”茂木大輔”の名前を知ったのは

昨年7月にラジオドイツ語講座を聴くようになったときです。

 

NHKのテキストの後ろに読み物がついていて

そのうちの一つに茂木氏がドイツ留学時代のエッセイを書いています。

 

とにかく、テキストの最初から最後まで

ドイツ語はもちろん、日本語の壮大な物語(多分)も含めて、

理解できるのはそのエッセイだけだったので

テンポよい文章に、一人でクスクス笑いながら読んでいました。

 

一度、著書を読んでみたいと思い、かわいい表紙の

『オケマン大都市交響詩』を買いました。

カバー画・デザイン 南 伸坊

 

オーボエを勉強するためにドイツに留学中、

ヨーロッパやオーケストラの団員として

アメリカ合衆国を周ったときのエピソードを

その都市の表情を的確にとらえて書き綴っています。

末尾に創作の話も掲載されています。

 

東西ドイツに分かれていた時代についても描かれており、

歴史を俯瞰する視点の話だと混乱する私も

地に足のついた庶民の目線で描かれたエピソードには

頭の理解の扉がパカッと開きました。

 

また、ドイツ人の話し言葉を日本語に訳したものが面白く、

大富豪の言葉遣いを上手く表現した話(レーゲンスブルク)を

読み進めていくと、なんと茂木氏は落語が好きだとのこと!

まだ聴いたことがありませんが、『火焔太鼓』の一節が出てきました。

 

家で大笑いしながら読んだので、

つくづく電車の中でなくてよかったと思いました。(^^ゞ

 

ニューヨークでのスリルあふれる出来事には

私も旅に出ているような気になり、手に汗握りました。

 

創作については、まだ照れがあるのでしょうか、

ためらいみたいなものが感じられましたが

オーケストラを実はあまりよく知らない私は

ふむふむ、と思う箇所もありました。

 

もう少し、もう少し、と二日間で読み終わりました。

  

この本で、月に一冊の読書の目標は達成したかな?(^-^)

来年もどうにかして一冊/月は目指すことにします・・・。

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コメント

>頭の理解の扉がパカッと開きました。

おお!いいですね!
そういう経験私もしたい。

来年はパカ!パカ!っと行きたいですね(笑)。

ともあれ、本年はお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。

投稿: 潤吉 | 2006年12月27日 (水) 00:03

>潤吉さん
とっておきの表現に反応をいただくとうれしいです。(笑)
こちらこそ、来年もよろしくお願いします!

投稿: ようこ | 2006年12月27日 (水) 01:13

年末に実家に帰ったとき、
父親が「この本が面白いからよかったらあげるよ。」とある本を持ってきたのです。

見覚えあるなと思ったのですが、なんとようこさんのお奨めの『オケマン大都市交響詩』でした。父は面白くてあと3~4冊茂木さんの本を買って読んだみたいです。

まだ読み終えてませんが、軽妙な文章で各都市の雰囲気が伝わってきて楽しいですね!

投稿: おくすた | 2007年1月 5日 (金) 17:47

>おくすたさん
へぇー、そういう偶然もあるものなのですね!!
お父様と趣味が合うようでうれしいです。(^^)
東海林さだお氏のエッセイが好きな人は読みやすいかも~と思いました。

投稿: ようこ | 2007年1月 6日 (土) 00:30

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