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2006年11月19日 (日)

映画『椿山課長の七日間』

雨の降る寒い日曜日、ピアノ教室の後に

ようこ夫と、映画『椿山課長の七日間』を観に行きました。

いつもの行動半径の新宿で上映していないので、渋谷まで出かけました。

 

渋谷駅から徒歩10分ほどの映画館は指定席制でした。

しかし、待合室がないため、上映時間の20分ほど前に1階のカフェに入ったところ

お店の人が上映時間を気にしていないようで

多くの人の食事や飲み物がなかなか出てこない状態になっていました。

結局私たちもキャンセルしてカフェを出なくてはならず・・・。

映画館や劇場のこういったところも大切なことと思うので、少々残念

 

さて、前置きが長くなりましたが、映画の感想です。

原作は浅田次郎、パンフレットから引用すると

”233回にわたって朝日新聞市場に連載され”た

とのこと。

約9ヵ月半になります。

 

急死したデパート勤務の椿山課長(西田敏行)、ヤクザの親分、男の子の3人が

天国に行く前の”中陰役所”で厳しい審査を通過し、

初七日まで(この時から計算して三日間)現世に戻ることを許可され、物語は始まります。

正体の暴露と復讐を禁じられて・・・。

 

現世ではそれまでとな姿になり、

椿山課長は脚が長くてスレンダーな美女(伊東美咲)に、

ヤクザの親分は美貌のヘアスタイリスト(成宮寛貴)、

男の子は女の子(志田未来)に変身してしまいます。

 

思い残したことをやり遂げるために与えられた三日間、

3人は協力したり、別行動をしたり・・・と限られた時を過ごします。

 

伊東美咲の演技がコミカルで、ぞんざいに足を投げ出すところなど

本当に椿山課長が入っているように見えました。

伊東美咲さん、いわき市出身なんです。(^^)

 

ある人を探しに現世に戻った男の子(見た目は女の子)が

「正体をバラしてはいけない。」

という約束を守る場面で、テレビドラマで活躍中の志田未来が

まばたきと大きな瞳で名演技をします。

 

成宮寛貴は、見た目と話す内容のギャップが際立って

やはりクライマックスに向けて舞台的な演技で盛り上げました。

 

共演者たちも見ごたえがあり、

椿山課長の親友役、余貴美子の哀愁が映画に奥行きを与え、

中陰役所の案内役マヤ(和久井映見)は天使のようで、まさにファンタジー

椿山課長の父親(桂小金治)は、作品に温かみと落ち着きをもたらします。

息子役の須賀健太は、『ALWAYS 三丁目の夕日』にも出演していたそうで

健気な子供をしっかりと演じていました。

 

そして・・・主役の西田敏行はおもに声の出演でしたが、十分に存在感がありました。

 

自らの死後、残された人たちを見ることはできませんが、

人は自分が思っているよりもずっと”想って”いてくれることを

温かく伝えてくれる映画でした。

もちろん、知らなくてもいい事実もたくさん渦巻いているのですが・・・。

 

男の子の人探しがあっさりと終わってしまうように感じましたが

もしかすると長い間連載した原作の方がじっくり書いてあるかもしれません。

一度本を読んでみたいと思いました。

でも、中陰役所の幻想的な雰囲気は映画ならではだと思います。

 

ラストシーンを観たらとても幸せな気分になり、雨の中を帰宅しました。

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コメント

ようこさん、お久しぶりです。覚えていらっしゃるかな?(汗)
某サッカー選手のファンサイトでは、お世話になりました。
時々こちらも覗かせて頂いてたんですが、コメントするのは何時ぶりかしら?(^^;)
実は、私も昨日「椿山課長の七日間」を観てきたところなんです!
今年に入り”中身ヤクザのスタイリスト”を演じた彼の事が、気になってまして。
温かい気持ちにさせられる、良い映画でしたよね~!
私は原作を読んでからの鑑賞だったんですけど、映画とは違う設定も随所にありますが
それでも、ホロリとさせられたり、優しい気持ちになれる、浅田次郎さんらしい作品ですよ。
また機会があったら、是非読んでみてくださいね!!

投稿: ついんずママ | 2006年11月20日 (月) 00:38

>ついんずママさん
お久しぶりです!もちろん覚えていますよー。(^^)v
前に「じゅげむ」でコメントをつけてくれましたよね。

それにしても、ついんずママさんも早速同じ映画を観たとはうれしい驚きです。
”中身ヤクザのスタイリスト”さん、趣味が合いますねぇ。年末の『NANA2』も観る予定♪

実は浅田次郎作品を読んだことがないので、映画の余韻がさめないうちに読みたいです。
では、またのコメントもお待ちしております。

投稿: ようこ | 2006年11月20日 (月) 08:56

素敵な映画だったようですね。
ようこさんの文章からそれがじわりと伝わってきます。

浅田次郎さん原作の映画と言えば「鉄道員」(ぽっぽや)もよかったですよ。
ただ、小説はあまりに直球過ぎで、いいのですが、
私はちょっと照れてしまうところがありました(ひねくれ者)。

最近は映画館にカフェが併設されているところも多いですが
やっぱり上映会開始時間とか、きちんと気にしてほしいなあ、と
私も熱烈希望の一人です。
映画を見る前の時間もふくめて「映画館に足を運んで」いるのですし
そういう時間を過ごしてほしくて「映画館併設」になってる、と思いますので。

投稿: ぶち | 2006年11月20日 (月) 11:20

ようこさん
見てきましたか~!
私も見に行きます。
先週映画に行ったら18日からだったんです。
なので「地下鉄に乗って」を見てしまいました。
浅田ファンなので
楽しみです。
伊東美咲さんいわき出身だったんですね~
知らなかった。

投稿: naooba | 2006年11月20日 (月) 18:43

>ぶちさん
浅田次郎作品も読んでいるのですねー。
『鉄道員』は北海道が舞台だったので、観ようと思いながらみそびれました。
行こうと思ったときに行かないとだめだなぁと反省・・・。

映画館併設の施設が良いと、それだけで映画館の印象がグーンとアップするので
また感じのよいところがあればレポートしたいと思います♪

>naoobaさん
naoobaさんは浅田ファンだったのですか~。ファンタジックでよい物語でした。
『地下鉄に乗って』の舞台は実家の方なんです。

伊東美咲さんがドラマで主演するだいぶ前に、福島の新聞(お正月特集)で
期待の若手として大きく一面に取り上げられていました。
とてもきれいな人だったので印象に残り、その後の活躍はご存知の通りです。

投稿: ようこ | 2006年11月20日 (月) 19:01

あ。模様替えしたんだね。
とってもかわいいよ♪

カフェは、残念。
もう少し、お客さんに対する
配慮がほしいところだったね。

予告をみて、どんなお話なんだろう?と気になっていたの。
ラストが、幸せ気分になれる映画は良いものだよね。
自分が亡くなった後も、人から想われるような生き方をしたいなぁ~^^

投稿: うさちゃん | 2006年11月21日 (火) 01:25

>うさちゃん
どうもありがとう。秋から冬っぽいものに模様替えしました。(笑)

後味のよい映画はいいですねー。
西田敏行さんのコミカルな感じもよかったです。

今年の映画鑑賞も残すところ1本、今年も暮れていくのだなぁ・・・。

投稿: ようこ | 2006年11月21日 (火) 11:46

この映画は今話題になっていますよね。
面白い設定だと思います。
西田敏行=伊東美咲って、想像しただけで、面白いですね。

投稿: kaz0917 | 2006年11月21日 (火) 17:39

>kaz0917さん
一組だけ入れ替わる話は知っていたのですが、
3組が入れ替わるところが面白いと思いました。
西田敏行の心の声(映像は伊東美咲)の場面など
よくハマッていてよかったです。

投稿: ようこ | 2006年11月21日 (火) 19:31

こんばんは。
『椿山~』予告は何度か見ています。
伊東さん背が高いから(男性風に)ぞんざいする姿で、なが~い脚が目立ってました。
相方が興味を持ってる様子なので、見に行ってみようかなぁ。

投稿: みぃ | 2006年11月22日 (水) 18:37

>みぃさん
そうそう、伊東美咲さんの長い脚が格好よかったです。
男っぽいしゃべり方もなぜか!?似合っていました。

ぜひぜひ相方さんとお出かけください♪

投稿: ようこ | 2006年11月23日 (木) 18:49

TBさせていただきました。

作品全体としては、イマイチという感想ですが後半は泣きまくりでした。

投稿: タウム | 2007年11月10日 (土) 15:06

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