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2006年10月30日 (月)

『彼女のこんだて帖』~松茸ごはん作りました

角田(かくた)光代さんの本

『彼女のこんだて帖』(ベターホーム出版局)

を(一日で)読みました。

 

料理教室で有名なベターホームの『月刊ベターホーム』に連載された

料理がテーマの短編小説を一冊にまとめ、

さらにレシピもついているというコラボ本です。

 

私は吉祥寺教室に通おうと思って資料請求したことがあり、

角田光代さんの『対岸の彼女』を読んだことがあったので、即決で購入。

 

15の話と「あとがきにかえて」で構成されるこの本は、

ある話に脇役で登場した人が次の話に登場する、といった

リレー形式も面白く、次々と読んでしまいました。

 

何気ない日常風景に溶け込む料理

登場人物がある献立を選んで作るまでのいきさつが

温かい目線で描かれています。

 

母ひとりで息子を育て、ロクな料理を食べさせていなかったのでは・・・と

引け目に思う母親の誤解を解く話などは、奥歯のあたりがジーンと熱くなりました。

 

ふるさとのお母さんの漬物はダサくなんかないよ、と気づく女性の話も

実家が遠いわけでもない私が、郷愁を感じることができました。

 

生計を立てる当てもないのに都会暮らしを始めた若者が

有り金はたいて買った高価な松茸で、ごはんを作る話も切り口がユニーク。

 

人情がいっぱい詰まったこの本からは、

「料理を作る過程を楽しもう。」

というメッセージを受け取れたのではないかと思います。

 

今日はデパートで、物語の主人公のように松茸を買い

本のレシピを見ながら松茸ごはんを作りました。

岩手産の大きな松茸の一部分をバラ売りしていたのものにしました。

 

松茸を買うのは何年ぶりか忘れてしまったほどですが、

緊張のあまり何度もまな板の上から飛ばしたのには苦笑してしまいました。

 

でも、いつもよりも楽しく作ることができたのは本のおかげ。

料理しながら

「あぁ、この本はいつも食事を用意してくれている人への

感謝の気持ちを表す贈り物にいいんじゃないかな。」

と思いました。

 

Img_1663歯ごたえのある松茸。

香りも十分吸っておきました。

門前仲町の昆布の佃煮をのせた冷奴も

一緒に撮影。

 

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コメント

角田さんの本を、1日で読んでしまうのは
よくわかります。
私も、他の本を読んだことがありますが
気取りがなく、さらっと流れるような世界で
とても入りやすかったです。

ようこちゃんのお話を読んで、この本を
プレゼントされる方が、増えるかもしれないね(^。^)

松茸ご飯、秋真っ盛りだね~♪
昆布の佃煮も、お豆腐のお味をさらにひきたてて
食が進んだことでしょう。

投稿: うさちゃん | 2006年10月31日 (火) 10:17

この本、本屋で見かけて気になっていました。
ようこさんの記事を読んでやっぱり読んでみたいなぁと思ってしまいました。

松茸ごはんも美味しそうだし、うちでも炊こうかな
…カナダ産あたりで^_^;

投稿: okusta | 2006年10月31日 (火) 12:23

  ◎ようこさんの予想通りの勢いですよ◎

おぉ~!凄い厚く大きくカットしてありますね。

私がこちらのブログのアルジなら一杯のお茶碗に全体の三分の一程の松茸をのっけて見栄を張るかもですヨ~★

  ギクッ!!! ではないですよね。 モチロン♪

投稿: Sooまま | 2006年10月31日 (火) 15:58

角田光代さんの本、読んだことないのですが、
ようこさんの日記を読んで、読みたくなりました。

私の料理の思い出としては、学生時代に毎日作ってくれた母の弁当かな。
学生時代は、当たり前のように感じてしまい、残してしまったり
おかずに文句を言ってしまったり・・・。

毎朝、早く起きて作ってくれた弁当。今はすごく感謝してます。

今度は私が弁当を作って、両親と散歩でもしたいと考えてます。
母のように上手く作れる自信はないけど・・。

投稿: あきあき | 2006年10月31日 (火) 18:00

へえ~
角田さんのお料理の本?
知りませんでした。

興味ありますね~
読んでみます。

それにしても、大きいマツタケ入りご飯
美味しそうですね。

投稿: naooba | 2006年10月31日 (火) 20:15

その本の献立実践、シリーズ化希望!

投稿: てる | 2006年10月31日 (火) 21:17

ようこさん、こんばんは。

ゲン兄ちゃんです(^^ゞ

美味しそうな松茸ごはんですね~(^^;

オイラの掲示板の書き込み、ありがとうございましたm(_ _)m

投稿: ゲン兄ちゃん | 2006年10月31日 (火) 21:39

読書の秋ですね♪
自分も励んでいます(^v^)
先日、妻にカミングアウトをされました。

〝前に、美味しく食べてた松茸は、エリンギよ〟って(TT)

投稿: kaz0917 | 2006年10月31日 (火) 22:14

>うさちゃん
なるほどっ!角田光代さんの世界は気取りがないので入り込みやすいんですね。
松茸を買う機会はそうないので、よく行くデパートなのに売場が分からなくて困ったよ。(笑)
絹豆腐の上の佃煮、しょうゆをかけずに食べたらちょうどよい味付けでした。

>okustaさん
さすが、本屋さんチェックが行き届いていますね~。^_^
横書きに慣れたら、私でもスラスラ読めました。

松茸の産地によって値段もまちまちで、国産の松茸が4000円もする!?と思ったら
40000円だったりして金銭感覚がおかしくなりました・・・。(笑)

投稿: ようこ | 2006年10月31日 (火) 23:15

>Sooままさん
ギクッ!!炊飯器の中を宝探しのように松茸を探したのを何故ご存知・・・。(笑)
分布は少なくても、噛みごたえあるように思い切って厚切りにしました。

>あきあきさん
そうそう、学校に通っていた頃のお弁当、うちも毎日作ってくれていました~。
気候のいいときに手作り弁当持って、感謝の気持ちを伝えられるといいですね!

投稿: ようこ | 2006年10月31日 (火) 23:21

>naoobaさん
松茸のカラクリはSooままさんの推理通りですが
久しぶりの秋の味覚をつかの間、楽しみました。
本の写真もきれいなので、ぜひご覧ください。^_^

>てるさん
おおっ、リクエストが!
他にも作りたいレシピが出ていたので、シリーズ化を検討しまーす。(笑)

投稿: ようこ | 2006年10月31日 (火) 23:27

>ゲン兄ちゃん
ありがとうございます。
これだけ大人数に見てもらえると、思い切って松茸を買った甲斐があります。

>kaz0917さん
kaz0917さんもよく本を読まれますよねー。(^^)

実は、私も松茸、エリンギの噛みごたえに似ているなーと心の奥で思っていたのですが
実際に作った方がいたとは!!!

投稿: ようこ | 2006年10月31日 (火) 23:31

読み遅れると、話の核心を外してしまいます。(笑)
ここでは松茸ですが、この10年以上の隙間が空いているように思うほど松茸を食べておりません。と言うか、縁遠くなりました。この時期、是非食べよう!と思って店を探すと、一流どころの店にしかないようです。居酒屋のような店にはないですね。今年は国際情勢もあって、形だけ似ているのが売りのものも市場にないですねえ。このまま今年も過ぎてゆきそうです。土瓶蒸しなど食べてみたいねえ。

投稿: Libra | 2006年11月 4日 (土) 17:37

>Libraさん
遅めのコメントも大歓迎です。いつもありがとうございます。

松茸は通常の野菜と異なり、食べても食べなくてもどちらでもよいので
一旦離れると食べなくなるかもしれないですね。(我が家も)
土瓶蒸しは、キノコの形がそのままで歯ごたえも楽しめそうです。
私は一度食べたことあるかないか・・・というところです。

投稿: ようこ | 2006年11月 5日 (日) 23:42

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