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2006年7月 5日 (水)

2つの潔い決断

日本代表がワールドカップで敗退し、その後の7月3日に

29歳の中田英寿選手が現役引退を表明しました。

http://www.nakata.net/

 

私はサッカーを見ますが、正直、戦術についてはよく分からず

「走るのが速い。」「献身的なプレーだ。」

そういった視点で楽しんでいます。

だから、試合を司るナカタのすごさを理解することができていませんでした。

 

しかし、今回の決断にあたり、インターネットに公表されたメッセージを読み

私も一年前に一つの決断をしたハシクレとして、それはスッと頭に入ってきました。

 

もう一つの潔い決断は、私が昨年10月に読んだ本に書かれていました。

成田文忠 著 『僕もピアノが弾けたよ』

昨年9月に日経新聞に大きく紹介されていました。

 

理系の出で、航空機メーカーで品質管理の仕事をしていた成田氏は

そのかたわら、自閉症と診断された「耳のよい」長男にピアノを教えていました。

成田氏は、子供の頃から独学でオルガンなどを勉強してきたそうです。

また、福祉の専門的な勉強をしたこともないそうです。

 

ある日、サラリーマンとしての限界に気づき、

他の知的障害をもつ子供達にもピアノを教えて欲しいという要望があり、

定年を待たずに三十九年の勤務を終えて早期退職する道を選びます。

 

この本を読んで感銘を受けたのは、品質管理から音楽の世界に移り、

新しい道を現在進行形で進んでいることです。

 

あわせて、音楽も福祉も専門に勉強していないからこその”枠にはまらない強さ”

上司も部下もいるサラリーマンとしてもまれた経験は、

ちょっとした出来事を自己にフィードバックし、

改善策を練ったりすることにいかされています。

私の11年間も意味のあるものだと、おだやかな気持ちにななれました。

 

この本から受け取ったメッセージを心に留め、約一年になります。

退職して一年経ったら本の感想を書こうと思っており、

今回の中田選手の現役引退を機にご紹介させていただきました。

 

29歳の元プロサッカー選手に幸あらんことを願っています。

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コメント

ようこさんへ
 こんにちは!いつも楽しく拝見させていただいています。
 
 「2つの潔い決断」を読みとても感動しました。早速中田英寿選手のHPコメント全文を読みました。サッカーのプレーだけでなく、全身全霊を奉げた人の文章には強く心に響くものがありました(不覚にも涙ぐんでしまいました)。
 成田氏の著書も是非読みたいと思います。自閉症に関する韓国映画「マラソン」を最近DVDでみたばかりですが、こちらも本当に感動いたしました。

 音楽を通じ豊かな感性を表現できるのは素敵ですよね。愚息は4歳からピアノを習い、中高はブラスバンド部でトランペット、大学は管弦楽団に属してチェロを弾いていました。その間たくさんの定期コンサートに行く機会がありました。今彼は仕事に追われてチェロにさわる余裕もいため、部屋の片隅に置かれていて何だか可愛いそうです。

投稿: Gute Reiseの家主 | 2006年7月 5日 (水) 18:38

コメント&TBありがとうございます。

ここまで書かれると自分じゃないのになんか照れますね。

またBLOG見にきてくださいね。

投稿: NARI | 2006年7月 5日 (水) 19:04

>Gute Reiseの家主さん
またのご登場ありがとうございます。私も中田選手の言葉の一つ一つが心に響きました。
「マラソン」はそういったテーマの映画だったのですね。
家主さんはいつもアンテナを広げていてすごいなと思います。

楽器は練習が必要なので、仕事をするようになってから続けるのは難しい人も多いようです。
いつか復活する日が来るといいですね。(^^)

>NARIさん
コメントありがとうございます。
世界の中田と並べて記事にしてしまいました。
本でお父様がうれしそうに紹介されている通り、NARIさんのBLOGからは
明るくて温かい印象を受けます。
本は退職後の私の心の支えになりました。どうぞお父様にもよろしくお伝えください。

投稿: ようこ | 2006年7月 5日 (水) 19:37

人それぞれ決断の時があります。
その決断は、自分自身で決めることで、
けっしてその決断についてとやかく言うべきではないと思います。
中田選手は体力的、年齢的にはまだもったいないと思う人が多いと思います。
でも、彼は気持ちが切れてしまったのだと私は思います。
サラリーマンの私でも、夢中で仕事に取り組んでいても、ある些細な事がきっかけで、プツッと気力が途切れてしまうことが何度かありました。
中田選手は中田選手で自分の人生を決めたわけですが、中年のサラリーマンの私としては、歳をとっても現役を続けている、三浦カズ選手や中山選手が好きです。

投稿: 支配人 | 2006年7月 5日 (水) 23:14

ようこさんへ

 コメントへの丁寧なご返事ありがとうございました。

 いつか、息子の演奏するチェロの音色を直接自分の耳で聴ける日を楽しみに、これからも元気で過ごしたいと思います。
 
 他の方(NARIさん)のコメントを拝見して、さっそくHPを訪問いたしました。さすがプロですね。

 全く知らない方たちの世界を知ることで毎日の生活に張りがでます。

投稿: Gute Reiseの家主 | 2006年7月 6日 (木) 07:48

>支配人さん
コメントありがとうございます。
そうですね、人の決断は人がとやかく言うものではありませんよね。
気持ちが切れたときに人はどうするか?
ほかの道に進むこともあれば、気を取り直して同じ道を進むか。
私は鈴木隆行が好きなので、ずっとサッカー界にいてほしいと思っています。

>Gute Reiseの家主さん
こちらにはいろいろな環境にいる方たちが来てくれるのでコメントも楽しいです。
ぜひリンク先などものぞいてみてください。(^^)
これからもよろしくお願いします!

投稿: ようこ | 2006年7月 6日 (木) 08:34

「人生は旅である。サッカーの旅は終えたので、次の旅にでる」とか。次の旅が何か知りたいが、中田選手ならきっと成功するでしょう。 実に素晴らしい青年だ。僕のように同じ会社に何10xN年も居た凡人でも、何回か決断の時がり悩んだ時があった。定年後にもいろんな決断の誘惑が結構ありそうです。
凡人が、勘違いして、ある旅の半ばで、別の旅を決断しないよう祈りたい。くれぐれも一つの旅を終えた人から、次の旅へお出かけ下さい。

投稿: めだか | 2006年7月 6日 (木) 17:29

>めだかさん
この記事についてはめだかさんたち、人生の先輩方から重みのあるコメントをいただきありがとうございました。
凡人は凡人の旅をするとして、中田選手の次の旅は何かなー?と私も思います。

投稿: ようこ | 2006年7月 7日 (金) 11:08

お久しぶりです。frogです。
この記事に感銘されました。
と言っても、皆さんのコメントを読ませていただいていると、私のポイントは少々ずれているようにも思いますが・・・ご了承ください。
私があ~そうだと思ったのは、
「ちょっとした出来事を自己にフィードバックし、改善策をねる」
と言う所です。
日々目前に必要性を感じています。

投稿: frog | 2006年7月 9日 (日) 09:04

>frogさん
お久しぶりです!

>>「ちょっとした出来事を自己にフィードバックし、改善策をねる」

私もこの点に感銘を受けて読み、わざわざ感想として書いたので
こうしてコメントもらえてうれしいです。(^^)
やらねばならないことはたくさんありますが、がんばりましょう~。

投稿: ようこ | 2006年7月 9日 (日) 16:48

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