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2006年5月25日 (木)

都会のふもとで 『花伝舎新緑寄席』

つかの間の晴天だった今日の夜は

高層ビル立ち並ぶ西新宿にある

芸能花伝舎(かでんしゃ)創造スペースにて行われた

第十四回 花伝舎新緑寄席に出かけました。

 

”平成十八年度文化庁芸術団体人材育成支援事業”の一環で

新宿末広亭や浅草演芸ホールに出演するそうそうたる方々

西新宿にやってくる、というわけです。

 

古い地図を見ると分かるのですが、ここはもともと淀橋第三小学校でした。

現在は他の小学校と統合され、別の場所に移ったとのことです。

 

Kadensha学校の名残りがあります。

 

 

 

 

 

 

視聴覚室だったと思われる部屋に椅子を並べて待っていると

生演奏のお囃子さんが高座横にあるついたての後ろに登場。

このときの観客5人。

 

以後、ぜいたくな空間が広がります。

前の人の頭でよく見えない、なんてこともありません。

 

出演者は次の通りです。

落語 三笑亭春夢(前座)
落語 雷門花助
落語 桂幸丸
落語 三遊亭円雀
~ お仲入り ~
漫才 東 京太
       ゆめ子
落語 三遊亭遊史郎

 

雷門花助さんは、「八」のつくものを立て続けに並べる噺をしました。

お酒の噺を寄席で聴いたことがあったので、花助さんのことは覚えていました。

 

桂幸丸師匠、福島県の旧岩瀬村出身とのこと。

一瞬出てきた福島の言葉にうなずいてしまいました。

ラジオパーソナリティー風の流暢な話し方で

落語に詳しくなくてもなじみやすかったです。

「自分のお弔いをどのようにあげるか?を3人に聞く」、

3匹のこぶた風の噺でした。

 

三遊亭円雀師匠は、「ドロボウとドロボウに入られた家の女性」の噺で

声色を派手に変える訳ではないのですが、

女性の仕草などが面白くて、笑いました。

 

でも、このときまでは観客の人数が少ないので客席はやや緊張気味

 

空気がやわらくなったのは、休憩をはさんで登場した漫才からでしょう。

10人もいない観客を前に、ゆめ子さんが

「まあ・・・・。でも、お若い方もいらしていて・・・。」

と、私および同じ列に座っていた更に若い美女二人に向かって言ってくれました。(^-^)

ふふふ、やっぱりうれしいものですね。

 

「家族の前で漫才をしているよう。」

と明るく言ってくれたご夫婦の漫才、どこかの寄席でまた観たいと思います!

 

ごひいきの三遊亭遊史郎師匠はトリ(主任)で登場~。

「妹”つる”を大名の側室に出した兄が、大名屋敷を訪ねる」噺でした。

 

兄については、独特の言葉遣いとたたみかけるような話し方とともに

声の高い部分を惜しみなくピーンと響かせていました。

大名の声も兄と似ていたのですが、話すスピードを変えて

全く別人を作り上げていました。

 

また、高く響く部分をそぎ落とした声は、

兄を大名の前に連れて行く役人?のものとして使われていました。

一瞬で役と声を切り替えるので、なかなか聴き応えがあります。

 

そして初めて、遊史郎師匠の”兄がお酒を飲むシーン”も見ました。

酒豪というよりは、かわいく酔っ払う感じでしょうか。

少しは見習いたいものです・・・。

お酒を飲んだ兄は、少し声が低くなっていました。

 

そういった雰囲気で、落語と漫才を堪能した2時間でした。

 

次回は『日本応援寄席』(サッカーのこと?)で6月13日(火)です。

出演者は芸能花伝舎のHPでご確認ください。(^^)

 

Img_0788芸能花伝舎の前にそびえる

新宿三井ビルではなく、西新宿三井ビル

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コメント

本当にぜいたくな会ですね、

会場はもともと小学校だったのですね、びっくり。
なんだか趣があっていいですねえ。

ああ、読んでいたら、無性に落語が聴きたくなってしまいました。

投稿: ゆう | 2006年5月26日 (金) 00:56

小学校あとといえば、六本木の元小学校だったところの音楽室を借りて、ウクレレMLのオフ会が開催されたことがありましたよ。教室とかにはNPOの事務所が沢山入っていました。

大人になってみると、小学校の机やいすやトイレはとても小さく感じますね。

投稿: いちぢ | 2006年5月26日 (金) 02:14

昨日はご来場ありがとうございました。花伝舎落語会は今年始まったのですが、お客様少なめの「贅沢」な寄席です。徐々に浸透していけばと思います。お客様が少ないのもまた違った緊張感がありますね。昨日の噺は「妾馬」です。これからもどんどん高座に掛けて磨きをかけようと思います。来月は国立の花形演芸会があります。またそのときにお会いできれば嬉しいです。おいしいお菓子をありがとうございました。

投稿: 三遊亭遊史郎 | 2006年5月26日 (金) 08:34

>ゆうさん
ようこそ、いらっしゃいませ~!

高層ビルの谷間にある元小学校の一室で落語・・・。
懐かしさ漂う趣がありました。
落語、いつかご一緒しましょうね。(^^)

>いちぢさん
六本木も少子化の波がやってきているのでしょうかねぇ。
たしかに、小学校に行くと、机やいすが小さく、水道の位置が低かったりして
自分も小さかったのかなー?と思います。

投稿: ようこ | 2006年5月26日 (金) 08:35

>三遊亭遊史郎さん
昨日はありがとうございました。今年始まったばかりの落語会なのですね。
出演者の方が登場するたびに、お客様の少なさに驚いていたので不思議だったのです。
唄も入っている「妾馬」を聴くことができてうれしかったです。
6月の花形演芸会も楽しみにしています!

投稿: ようこ | 2006年5月26日 (金) 08:54

へー淀三小がそんな粋なスペースになっていたとは!
坂田藤十郎(歌舞伎) VS 玉置宏 が西新宿に!?
花形演芸会も面白そうですね、チェックしてみま〜す

投稿: Sally | 2006年5月27日 (土) 12:23

ようこさん、こんばんは。

また告知させて下さい
本当にごめんなさい

オイラのHPの
掲示板とダイアリーズ、急遽
パスワード制にしました

オイラのHPの掲示板のところから
「管理人へメール」でメールを送っていただければ
パスワード発行します
よろしくお願い致します

もしくは、「おかちゃん」に聞いて下さいませ
よろしくお願い致しますm(_ _)m

投稿: ゲン兄ちゃん | 2006年5月27日 (土) 19:49

一瞬で、役と声を切り替えるって
ほんとうに、すごい技ですね~!!
もし、会場が、母校の小学校だったりしたら
さらに、ワクワクしちゃいそう・・(#^.^#)

やはり、1歳でも若くみられたいのが女心。。
完璧に冗談だとわかっていても
『5歳は、下にみられますよ~』と言われ、
年甲斐もなく、舞い上がったことが・・。

投稿: うさちゃん | 2006年5月27日 (土) 23:29

>Sallyちゃん
意外な場所で粋なものをみることができました。
スケジュールを見ると、かなりすごい人たちが来るようだねー。
Sallyちゃんだったら価値も分かりそうで、うらやましいです。(^^)

>ゲン兄ちゃん
ご連絡ありがとうございます。了解です。
業務連絡等でしたら遠慮なくプロフィール欄のメールも使ってくださいね。^^

>うさちゃん
漫才では、「母校の人~?」と問いかけていました。
(残念ながらいなかったけれど・・・。)
それにしても、5歳若く見られるとはすごいねぇ。(^^)

投稿: ようこ | 2006年5月28日 (日) 11:55

例によって(笑)演目一覧です。

・雷門花助さん「八問答」

僕は聴いたことがなかったので検索したところ、
元は上方ネタのようです。
東京では春雨や雷蔵師匠しか演り手がいなかったようですが、
花助さんの師匠の助六師匠は雷蔵師匠の兄弟子なので、
たぶん花助さんは雷蔵師匠から教わったのではないでしょうか。

・桂幸丸師匠「片棒」

お若い頃からマスメディアの仕事を多くされていたのが今でも生きていますね。

・三遊亭圓雀師匠「転宅」

若旦那の出てくる噺もとても良い師匠です♪

投稿: 有賀亭 頑馬 | 2006年5月30日 (火) 02:17

>有賀亭 頑馬さん
例によって(笑)ご登場ありがとうございます。

>>・雷門花助さん「八問答」
なるほど!!珍しい噺を聞けたようでうれしいです。
イマドキの言葉も出てきて面白かったです。

>>・桂幸丸師匠「片棒」

やはり!マスメディアで活動されていたんですね。
あか抜けた雰囲気が印象に残りました。

>>・三遊亭圓雀師匠「転宅」

第一印象は、背が高いなー でした。

どなたもまたどこかの寄席で拝見する機会があると思うので、楽しみです。

投稿: ようこ | 2006年5月30日 (火) 09:04

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