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2006年1月29日 (日)

映画『博士の愛した数式』

私にとって新年明けての初映画となる 『博士の愛した数式』 を観ました。

 

交通事故の影響で記憶が80分しかもたない博士(寺尾聰)と

博士の世話をする家政婦(深津絵里)、そして10歳の息子ルート(齋藤隆成)の

心のふれあいが描かれています。

 

身近な数字がもつ性質を、スマートに説明する博士。

目をキラキラさせて聞き入る家政婦。

ある日をきっかけに博士のところに顔を出すルートは

数学を教えてもらったり、一緒に野球をしたり・・・。

 

家に閉じこもりがちだった博士は、次第に外に出るようになり、

じわじわとした感動を呼び起こします。

  

そして浅丘ルリ子演ずる未亡人がストーリーに小さな波を与え、話は進んでゆきます。

 

時折あらわれる数学の話は、詳しいことを知らなくても分かるように

大人になったルート(吉岡秀隆)の手によって

うまく組み込まれていたように思いました。

オイラーの公式は習ったけれど、友愛数は知らなかった・・・。

 

ところで、深津絵里を映画で観たのは10年前の『(ハル)』以来でした。

家事をする様子がとてもかわいらしく

温かい家庭っていいな、と思わせるシーンが多数出てきました。

 

風景の素朴な美しさ、そして繊細にも思える音楽(加古隆)が心に残り、

「人のおかれた状況を理解し、その人の尊厳を守りながら

お互いが与え合うことの素晴らしさ。」

というメッセージを私は感じました。

やさしい気持ちになりたい方にはおすすめの映画です。

 

 

hamburg映画のワンシーンを再現してみました。

「毎日?毎日君は子供を放り出して、こんなところでハンバーグなどこねているのか」
小川洋子:著『博士の愛した数式』より引用

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コメント

あの映画を観たのですね(^^)!
予告が流れるたびに、なんだかいいなぁ~と思っていました。
これで、長年の数学アレルギーも治るかな?


投稿: うさちゃん | 2006年1月31日 (火) 00:29

予告編を観て,よさそうな映画だなと思っていたのですが,もう観られたのですね.
たまに行く映画館でも上映しているようなので,観てみようかなと思います.

> 人のおかれた状況を理解し、その人の尊厳を守りながら~
自分にとって大きな課題です.双方にとってよかったのかなど,日々の生活の中でも悩んでしまいますね.


投稿: sunday driver | 2006年1月31日 (火) 00:42

>うさちゃん
「数式」と「深津絵里」というキーワードで、突然行きたくなりました。
とっーーても緩やかな話なのだけど、観終わったあとに心が温まります。

>sunday driverさん
よく映画をご覧になっているようですね。^^
私にとっても「人の状況を理解し・・・」というのは課題です。
まずは課題と思うことが大切なのかもしれませんね。

投稿: ようこ | 2006年1月31日 (火) 01:16

四季折々、さまざまな時間の水辺の風景に
心洗われるようでした。文中の数字や数式は見過ごしていましたが(数学が苦手)、これらが物語の核になることが映画を観てわかりました。解説のルート先生ありがとう。
吉岡秀隆といえば「ALWAYS三丁目の夕日」の売れない作家先生が印象にありましたが、打って変わってさわやかな若者で、男優も化けるものだな(こっちが素に近いのか?)と感心しました。

投稿: マーライオン | 2006年1月31日 (火) 15:16

>マーライオンさん
ご覧になったんですね。水辺の風景には心がいやされます。
大学時代(情報工学科)の数学の教授たちは、哲学的というか芸術的というか・・・凡人には理解できない世界を楽しそうに黒板に書いていました。原作の小川洋子さんがその世界に気づき、数式を突きつめるとシンプルな世界であることを、少ない登場人物で表現したことに驚きを感じました。

投稿: ようこ | 2006年1月31日 (火) 15:28

「(ハル)」!! と~っても懐かしいです。
私は、11年前のもっくん(本木雅弘)とのドラマ「最高の片思い」以来、
ずっと深津絵里さんのファンです。舞台も何度か観に行ったことがあります。
4年前の、堤真一さんとの「恋ノチカラ」も大好き♪なドラマでした。
「(ハル)」は高校時代に制服を着たまま、塾を親に内緒で休んで一人見に行きましたねー。 (映画もドラマも、一人で見たい派です。)
制服を着たまま、ちょっと羽目をはずすのが楽しくて仕方ない!年頃でした(^_-)
「博士の愛した数式」も興味があって、番宣で "寺尾さんが友愛数を説く場面"を見ましたが、友愛数って本当に存在するんですね? びっくり!

投稿: はままゆ | 2006年1月31日 (火) 18:40

>はままゆさん
>>(映画もドラマも、一人で見たい派です。)
性格似ていますねー。(笑)
今回はようこ夫と一緒でしたが、一人でさくっと行くことも多いです。

深津絵里さんは特に声が好きです。等身大の女性をうまく演じるなぁとも思います。

それにしても、塾を休んで・・・というエピソード、笑ってしまいました。(^^)
『(ハル)』で、通り過ぎる新幹線に赤い布?を振るシーンが印象的でした。

『博士を・・・』のラスト近くで空を見上げる深津絵里さん、よかったです♪

投稿: ようこ | 2006年1月31日 (火) 20:27

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